雑文発散

▼ [旅] 北海道進出大作戦2015 #7

朝ごはんは珍しくセイコーマートではなく、光り輝く「和商市場」で。単に逆光のまま無理やり撮影したら光り輝いただけだけど。

ごはんを片手に市場の中をうろついてアレコレ買ってどんぶり飯を作っていく勝手丼。青森魚菜センターで食べた「のっけ丼」の元祖的なところが、ここ和商市場だとかなんとか（真実は知らず）。ご飯を入手していろんな店舗で具材を入手するスタイルは「のっけ丼」と同じだけど、最初にチケットを買ったりせず、各店舗で支払いをするところは、ちょっとシステムが違っていた。

チケット制だと、最初に買ったチケットの上限があるので、ある程度のところでストップが効くんだけど、都度精算の仕組みだとなかなか歯止めがかからず、気がついたら、そこそこ高額な朝ごはんになってしまった（笑）

これが美味しくないわけがない。ちょっと具材とごはんのバランスが悪くて、もうひと回り大きい盛りのごはんでも良かったかな。その後の行程でもいろいろ食べることを考えて、中盛りにしたんだけど、勝手丼を単体で考えるなら大盛りで行くべきだった。

ここで、さんまの刺身も選んで食べたのだけど、これがいつも食べているやつだった。ちょっと骨まわりの身がスジっぽくて硬さを感じた。やっぱり、きのう食べた「寿司 ひらの」の「さんま丼」の「炙り」というひと手間がさんまの刺身の美味しさをグレードアップしていたんだな、と再確認できた。

朝ごはんを食べた後は、海岸線を南下して襟裳岬へ向かった。その途中で「道の駅 しらぬか恋問」に立ち寄ったり。

次に向かったのは「道の駅 コスモール大樹」。この道の駅はショッピングセンターに併設されていたので、これってどちらが主軸の施設なの？という印象を持った。でも、まぁ、実のところこういう道の駅は少なくないけどね。

ちょっと海岸線からは外れたここへ寄ったのは、コスモール大樹のすぐ近くにある「味の朧月」に寄るため。ここで事前情報を入手していた「牛トロ丼」を食べた。

事前に見ていた写真よりも、あれ肉の量が少ない？とか思ったものの、普通に美味しい牛トロ丼。お店の感じは「普通の中華屋さん」みたいなので、この牛トロ丼だけ少し異彩を放っている。なんで中華屋さんで牛トロを出すようになったのかねぇ。

また海岸線の道へ戻って、ひたすら走って行き、襟裳岬へ到着。ここは北海道の最南端ではないけれど「一見すると最南端かも？」的な場所（怒られそう）。これで北の先っぽと東の先っぽと南の先っぽ（みたいな場所）を制覇した。

昆布モノは「昆布サイダー」で懲りたはずなんだけど、「昆布ソフト」なんてものを見つけたので、ついうっかり買ってしまった。

「昆布ソフト」の名前を見た時は、昆布が練りこまれているソフトクリームだろうと思っていたんだけど、手渡されたものは「普通のソフトクリームに昆布パウダー大盛り」であった。「よく混ぜて食べてね」ということだったけど、ちょっとかき回したくらいじゃ混ざらないよ！

結局、「口の中がパサつくソフトクリーム」という珍しい味わいのものを食べるハメになった。これダメだわー。美味しくない。昆布ソフトなら「昆布出汁を効かせたみたらし団子風のソース」をソフトクリームにかけるとかにすべきだよ。アイスと醤油って合うし、これうまいと思うけどな。昆布ソフト業界のひと、誰か作ってくれないかな！！

襟裳岬からもまた海岸線を、今度は西の方へ向かった。ひたすら走って、「道の駅 サラブレッドロード新冠」へ到着。ここで「ピーマンソフトクリーム」を見つけたので、ハズレ覚悟で買ってみた。パサつくソフトクリームを食べた後なら何も怖くない。

これがびっくり。なかなかの美味しさ。ピーマンが苦手なひとには無理かもしれないけど、サラダに入っている薄切りの生のピーマンが食べられる人なら大丈夫。さっぱりしていて絶妙にうまい。昆布ソフトもこのくらいマジメに作るべき（まだ言ってる）。

この後は、苫小牧まで向かう、、、ように見せかけて、日高町からぐるっと回って帯広へ向かった。

帯広のホテルに着いたのが19:30くらいだったかなぁ。夕食を探して、ホテル近くの屋台村へ行ってみたもののどこも満員もしくはほぼ満員で入り込む余地がない。開いていないお店もかなりあったので、開いている店舗に集中しちゃっている感じ。

屋台村の近くに海鮮系の居酒屋があったので、そこへ入ろうとしたものの、席が空くのは2時間後（21時以降）と言われてあえなく退散。

しらばくウロウロしてめぼしいお店を探してみたものの、いくつか開いている店舗にはグッと来るところがない。というか、開いている店舗そのものが少ない。帯広と言えば有名な地名だし、その駅前でこの状態なのはツライなとか思いつつ、そうだ、駅ビルに「ぶたはげ」って豚丼のお店があるって、そういえば聞いたぞ！と思い出して、駅前に向かったら、なんだか駅全体が暗め。

あれ、もしかして！？と思って、ぶたはげの電話番号を調べてコールしてみたら「今日はもう終わりました…」とのせつない答えが返ってきた。どうやら10分程度前に営業時間が終わっていた様子。

こりゃダメだと諦めて、近くのセイコーマートで「月見やきとり重」を購入。

いや、これうまそうだったんで、食べたかったんだよ。夕食難民になったから仕方なく、ではなくて、本当に食べたかったんだよ。うまかったんだよ。