ホテルのすぐ近くのセイコーマートで朝ごはん。もうこのリズムが定番になっている。
走りだしてしばらくし、納沙布岬へ向かっているところでキタキツネに会った。
何かを期待しているように近づいて来たけど、オレが何もあげる気がないことを感じたのか、そのまま行ってしまった。
納沙布岬へ行く途中に「日本最東端のガソリンスタンド」があることを知って、日本最北端のガソリンスタンドで給油した身としては、最東端でも給油したる!と意気込んでいたのだけど、まさかのお休み。「最東端からちょっと西に入ったところにあるスタンド」は開いていたのに、最東端は、やる気がないのか。。。
納沙布岬に到着し、先端の行けるところまでクルマで移動。
最東端のスタンドの代わりに最東端のソフトクリームを食べたら、最東端の味がした〈嘘)。
納沙布岬から戻ってきた時に、路上に「シカ注意」のメッセージが。これが噂の、、、と思ったけど、どこでその噂を耳にしたのか記憶に無いので、本当に噂に聞いたのかどうかちょっと怪しい。
「道の駅 スワン44ねむろ」に立ち寄って、ちょっと買い物とか。オランダ煎餅とか、初めて見たわ。
これは買わなかったけど、無駄にクオリティが高い、焼きさんま風チョコ。
どっちが先に企画されたのか分からないけど、ししゃももあった。
その後は、霧多布岬へ向かったというか、霧多布岬への途中にある「寿司 ひらの」へ向かった。ここの「さんま丼」が絶品だという話を事前に教えてもらっていたのであった。
ちょうど昼食時ということもあって、店内は混み合っていた。オレたちが来た時に、ちょうどひと組が店を出たところだったので、その席へすぐに通された。その後も続々とお客さんがやってきて、途中からは空席待ちが発生していた。
「さんま丼」を頼んだとき、「しばらくお時間がかかりますがよろしいですか?」と聞かれたけど、これを目的に来たので、待つのは厭わない。確かにちょっと待った後で、突如ブォォォォっとバーナーで何かを炙っている音が聞こえた。それが自分たちが頼んだ「さんま丼」だった。
「さんまの刺身がそのまま載っているどんぶり」だと思っていたのだけど、実はそうではなく「炙りさんま」のどんぶりだった。
見た目から「さんまばっかりで飽きるんじゃ?」と思われるかもしれないけど、そんなことはない。いつまでも食べていたいと思わせる美味しさ。さんまが口の中でとろける。これは「炙り」のひと手間が効いているようだ。
普通、さんまの刺身というと、ちょっと筋張った噛みごたえがあると思うんだけど、それが全くない。臭みもなく、黄身の甘みと相まって、ただひたすら美味しい。たぶん、青魚が苦手な人でもイケちゃうんじゃないかな、これ。
北海道へ来て、いろいろうまいものを食べたけど、これは格が違った。東京からの旅行だとちょっと行きにくいところかも知れないけど、行く価値はあると思う。
お昼ごはんの衝撃が抜けきらぬまま「霧多布岬も行っとく?」という話になり、ついでに寄ってきた(ひどい)。
ここには、キャンプ場があった。緑が気持ちよさそうだけど、海が近すぎて、テントを張るのがちょっと怖そうでもある。
バンガローなら泊まっても良いかもしれない。さんま丼のために。
霧多布岬を後にし、「道の駅 厚岸グルメパーク」へ寄って、「オイスター・モカ(ソフトクリーム)」を食べたりしながら更に釧路方向へ。
特に理由はなく(?)別保駅に寄り道。
釧路市内に入ると、いわゆる「ロードサイド型の郊外都市」の雰囲気が出てきた。そして、あのお店があった。
この店舗が伝説の「ジャスコまで直進110km」の店舗だったのだろうか。(【追記】ここは旧ジャスコではなく旧ポスフール(って知らないのだけど)だそうです)
この日は釧路駅前の東横インに早いうちに予約が取れていたので、割と気持ちに余裕があった(笑)。チェックインして、しばらく休んでから夕飯を探しにウロウロ。どういうわけか、オレの北海道の情報は、札幌に次いで釧路の情報がたくさん入ってくるので、候補がたくさんあって選択が大変。
旅行前には、「レストラン泉屋」でスパカツを食べちゃる!と意気込んでいたものの、これ食べたら他に何も食べられなくなるなぁと日和ってしまって、写真を撮るだけで終えてしまった。
その代わり「炉端焼き」の元祖だと言われる「炉ばた」で夜ごはん。
開店直後に行ったのですぐに入れたけど、その後も続々とお客さんが来てすぐに満員に。外で待つ人も出てきていた。
店内が暗くて、きれいに写真が撮れなかったのだけど、たくさんうまいものを食べた。さんまとかさんまの刺身とかじゃがいもとかしいたけとかほっけとか。
ひとつ懸念点があったとすれば、このお店のメニュー、全て価格が入ってないんだよね。会計時にいくらになるんだろうという不安はある(笑) 特に「めんめ(金目鯛のことらしい)」は高級魚らしく、1尾で5000円とかするらしい。今回はお腹いっぱいで頼まなかったけど。
たいへん満腹になった後は、セイコーマートへ寄ってからホテルへ戻り、「ガラナバー」で締めたのであった。