「北海道 ふとみ銘泉 万葉の湯」を出発し、すぐ近くにあるセイコーマートで朝ごはん。北海道は振り返ればセイコーマートがある感じですごく良い。
朝食を食べた後、ちょっと山越えをしてから、海側に出る予定の経路を考えていたら、通り道に「当別ダム」があることに気付いたので、ちょっと寄ってみた。目的はもちろんダムカード。駐車場に行ってみると、先客が1台。都内のナンバーだった。こいつもダムカード目的か?と思いつつ、管理事務所らしき建物へ行ってみたものの、開いていないし、ダムカードも見当たらず。後から教えてもらったのだけど、どうもこのダムには最初からダムカードは存在しなかったようだ。
海岸線に入り、事前に「この道がいいよ」と教えてもらっていたオロロンラインを北上。留萌とか増毛(ましけ〉とか、聞いたことのある地名を通り過ぎる度に「おぉ、ここが!」とか心のなかで盛り上がっていた。
西東京近辺の人だと「こだいら」としか読めない小平町(おびらちょう)で「道の駅 おびら鰊番屋」に寄り道。
もともとこの辺りは、ニシン漁でがっぽがっぽな感じだったらしいのだけど、その流れでおみやげや食べ物などもニシン色が強かった。せっかくなので何か食べてみたいなと思ってウロウロしていて見つけたのが、ニシン串。
みりん干しか何かのニシンが思ったより柔らかくてホロホロしていて美味しかった。2本で100円という値段もお手頃というか、商売っけがなさ過ぎて逆に心配なくらい。
お昼時になり、「道の駅 ほっと・はぼろ」へ寄り、その近くの「オロロン食堂」で甘エビラーメンを食べた。
甘エビがたっぷり入って美味しい、、、のかと思いきや、甘エビをラーメンに入れることによって甘エビの良さが減ってしまっている感があった。一見すると甘エビの漁が多いように見えるけど、出汁としてインパクトを出すためには量が少ないし、上に載った甘エビを食べると旨味が抜けた感じになってしまっていた。
以前、青森で「しじみラーメン」を食べた時に続いて、あまりピンとこないラーメンに当たってしまったので、「名物の海鮮をラーメンに入れたやつ」は地雷があるんじゃないか?という結論になった。
またオロロンラインに戻り、今度はサロベツ原野駐車場あたりで風力発電用の風車を眺めた。
平らなところに沢山並んでいる姿はあまり見たことがない。波崎ウインドファームがそれに近いけど、1ヶ所の規模としてはこちらのほうが大きそうだった。
ひとしきり堪能したあと、稚内をいったん通り過ぎ宗谷岬へ向かった。岬へ着いてすぐ、ちょっと離れた神社の横にエゾシカを発見。
望遠レンズじゃなかったので、シカだけを拡大できなかったのだけど、トリミングするとこんな感じ。
ちゃんと「日本最北端の地」の碑にも行った。ちょっと天気が悪くて、風が強くて、その向こうは何も見えなかったし、寒かった。
ポータルにも Hack してきた。
「日本最北端給油所」で給油して、証明書も貰ってきた。
こういうネタのあるスタンドだったので、もしかしてちょっとガソリンがお高めなんじゃ?と思ってたけど、普通のお値段だったので拍子抜け。証明書とかホタテの稚貝を使ったキーホルダーみたいのを貰ってしまったので、むしろサービス精神旺盛で良いスタンドだった。みんな宗谷岬へ行ったら給油すると良いと思うよ。
その後、稚内へ戻り「稚内サンホテル」へチェックイン。当日午後まで宿が見つからなかったのだけど、楽天トラベルで何度か検索していたら「【当日限定】見つけた人はラッキー☆ハッピーステイプラン♪」を見つけて予約していたところ。ここが取れなければ、猿払のキャンプ場で雨のなかテントを張るという苦行が待っていたので、見つかって本当にラッキーだった。
夕飯は「炉端 蝦夷の里」へ。
ホッケとかツボ鯛とかで焼き魚を食べまくり。お昼がいまいちだったけど、この店でリカバリできて、この日も満足。