朝6:00くらいに福島を出発して、東北道をひたすら北上。途中サービスエリアで休憩をしたり「最後の給油所」の表示を見て楽しんだりしながら青森へお昼前くらいに到着。
最初の目的は「青森魚菜センター」の「のっけ丼」。
まずは案内所でチケットを買う。
これは10枚1080円のもの。魚菜センター内の各店舗で「ホタテは食事券2枚」だとか「めんたいこは食事券1枚」だとかの単位で、自分の好きなものを購入していき、どんぶりのご飯に具材をのっけてもらう。
自分が好きなものしか載せないので、満足度は高いし、なにより個々の具材をが美味しい。ホタテとか超絶うまかった。
その次に向かったのは、十三湖の「和歌山」へ。ここはしじみラーメンが有名だそうなので、それを食べに行った。ノーマルの「しじみラーメン」と「特製しじみラーメン」があって、何が違うの?と聞いたら、しじみの大きさだとのこと。せっかくなので特製を頼んだ。
特製に入っているしじみは、あさりくらいの大きさのものもチラホラあって、一般的なしじみの印象からはかけ離れていた。大きくても味はしっかりしていて、うまみは普通サイズのものより強い気がした。
しかし、麺との相性がいまいち。しじみベースの淡白なスープよりもかんすいの味が前面に出てしまっていて、ちょっと満足できなかった。
その後は津軽半島最北端である竜飛岬へ向かった。その途中の龍泊ラインは、その難易度から陸上自衛隊が工事に参加していたんだとか。彼らが造ったとされるあたりの道は、これまで通った山道の中でもトップクラスの急勾配とカーブの連続だった。非力なフィアット・パンダだと、2速ベタ踏みじゃないと加速しないところがあったりしたけど、もともとワインディングロードが好きなオレとしては、すごく楽しかった。坂道を登り切ったところの展望台があるんだけど、天気が悪かったので眺望はいまひとつだったのが残念。
そこから下ると、もう竜飛岬のエリア。灯台のあたりに行ったりしたけど、やっぱり天気のせいで、ろくに何も見えず。天気が良ければ、北海道の函館山も見えるらしい。見たかったな。
あとは何かで聞いたことがあった「国道なのに階段」は、実はここ。
この日の宿は、その竜飛岬にある「ホテル龍飛」。青函トンネルの真上に建っているそうで、ホテルのロビーにもその告知モニュメントがあった。
オーシャンビューの露天風呂があったけど、やっぱり遠くは何も見えず。近いところにある咲きかけの紫陽花を観ながらゆっくり浸かっていた。
夕飯はひとりにひとつの舟盛りが付いてきた。
これが「スタンダード」なコースらしいので恐るべし。