昨日よりも竜飛岬の天気は悪く、すぐ近くにあるはずの海すらよく見えない状況。この一日の行程の天気が不安になった。
昨日通ってきた山道を戻って行く最中、だいぶ霧が出ていた。よく見えないし険しい道だしということで、ゆっくりめの移動。まぁ、このとき運転していたのはオレじゃなくて友人だったので、見えない中での運転の緊張感は味わってないんだけど。
青森の先っちょからの移動だったので、青森県を抜けるまでにそこそこ時間がかかった。ようやく秋田に入って、今日の目的地のひとつである鳥海山へ行く前に腹ごしらえ。国道7号線はあまり食べるお店もないし、鳥海ブルーラインへ入ってからのお店情報を持ち合わせていなかったので、さくっと「道の駅ことおか」で。
あまり期待しないで頼んだのだけど、海老丼も餃子も美味しかった。
その後の、鳥海ブルーラインへ入ったのだけど、そこからいきなり天気が回復。雲は多いけど、青空が覗いている状態での山道ドライブ。この道で一番高い位置付近にある「鉾立山荘」に到着してもその好天は続いていて、とても気持ちの良い風景を観ることができた。
鳥海ブルーラインは、秋田と山形にまたがっている道で、今回は秋田側から入ったのだけど、こちらからスタートして正解だった。秋田側の方が木々が少なくて、道を上りながら鳥海山の姿を観ることができる。反対側の山形側は杉の木に囲われた道で、こもれびが気持ちいいんだけど、山の姿は観ることができない。どちら側から鳥海山へ向かうかによって入口は決まっちゃいそうだけど、なるべくなら秋田側から入ることをお勧めする。
山を下りたあとは、ひたすら新潟へ向けてドライブ。
新潟に到着して、今夜の目的のひとつである「海老の髭」へ行ってみるも、予約でいっぱいですぐには入れず。30〜60分後には入れるかも…というお店のスタッフの言葉を信じて待つことに。
待ち時間は古町周辺をブラブラしてた。以前にも来たことはあったので、多少は勝手知ったる場所。前回来たときにはそんなに有名じゃなかったのに、いつのまにかケツバットで有名になった山田太郎にも会ってきた。
もうそろそろ時間の期限だけど連絡が来ないし、別の店を探そうか?と思ってたところで海老の髭から連絡が来て、無事に入店。
刺盛りも美味かったし、ノドグロの塩焼きも美味かった。塩焼きに使われている塩は「藻塩」と呼ばれている、この辺りで作られている天然塩とのことだった。
あと、新潟と言ったらお米。ご飯を食べないと締まらないので「土鍋炊き」ならぬ「銅鍋炊き」のご飯を注文。鯛の炊き込みご飯などの選択肢もある中で、あえて白いご飯を選択。
いや、美味かった。ご飯のために新潟に住みたいくらい。