今日、左側の一番奥にある奥歯を抜歯した。
もうずっとグラグラしていて、食べ物を噛むと痛みを感じていたので、なるべく右側の歯を使って食べるようにしていたのだけど、先日お昼ごはんを食べていたら、キーンという頭頂まで抜ける激痛が走ってしまった。その後も同じような痛みを何回か食らってしまってヘロヘロになってしまった。
その後、歯科へ診察に行ってレントゲンなどを撮った結果、歯を支えている骨が下がってしまっていて、少ししか刺さっていない状態になっているとのことだった。これは以前の治療時にも言われていたので知っていた。
今回は、ちょっと炎症を起こしていたのもあって、歯の神経に刺激が直撃して例の激痛が起きたのではないかとのことだった。
担当の先生に「治療をしても改善する見込みは、20% くらいですかね」と言われたのと、激痛ではないものの、普段からときおり痛みを感じいて、ストレス満載な状態になっていたので、該当の歯を抜いてしまう決断をした。
まずは炎症を抑えてからということで、抗生物質による治療をしていたのだけど、それも終わって、ようやく今日が抜歯の本番だった。
歯茎の局所麻酔は最初の一発目が痛くて嫌いなんだけど、今日の麻酔は全然痛くなかった。若干身構えて麻酔の痛みを覚悟していたんだけど、え?終わったの?という感じでいつのまにか終わっていた。しかも麻酔が効くまでの時間も短いようで、え?もう次の作業?という感じで抜歯作業に移った。
一番奥の歯なので、位置的に抜きにくいだろうなと思っていたのだけど、案の定、何回もグリグリとされてしまった。でも、そのうちの最後のほうは歯を抜いた後の作業だったようで、実際にどのタイミングで歯が抜けたのかは分からなかった。
歯を抜いた後、止血のためにしばらくガーゼを噛んでいたけど、出血が止まらなかったので、止血剤を入れて縫合した。「止血剤はそのうちポロリと落ちることがある」と言われたのだけど、縫合した糸に関しては、抜糸しないといけないとのこと。これは、また来週に治療することになった。
雑菌が入らないように抗生物質が処方され、また、痛み止めのクスリも処方された。治療用の麻酔が切れたころから、じんわり痛みを感じ始めたので、さっそく痛み止めを飲用して回避。
奥歯がひとつないことの違和感は、まだ抜いた側で食べ物を噛んでないのでわからない。でも、常時感じていた痛みはなくなったので、生活をする上でのストレスは軽減されるのではなかろうか。
とはいえ、歯を抜いてしまうと、そこから順番に崩壊していくという話もあるので、お勧めできる治療ではない。これからは崩壊を防ぐようにしないといけない身体になってしまった。本当はその前に歯を抜くような状態にならないように気を付けるべきなんだけど、それはいま何を言ってもあとの祭り。
コマーシャルとかで「歯を大切にしよう」って言われて、耳にタコができているひともいると思うけど、本当に歯は大切にしたほうがいいよ。
オレはそういう忠告をスルーしていた時代があったので、抜歯する結果になった。