旭川の「万葉の湯」を出て、まずは定番のセイコーマート。
これまで「明太子&マヨ」が最高だと思ってたけど、「チーズおかか」も捨てがたいことに気が付いた瞬間であった。
このあたりは「神居(カムイ)」って地名だらけで、なんかすごい。藤原カムイのファンとしては、この名前だけでグッと来る(笑)
旭川を出てしばらく行き、「道の駅 びえい 丘のくら」に寄ってみるも、まだ開店時間前で何もできず。
この建物の他にも蔵があるなぁとか眺めたくらいで、すぐに移動。
美瑛とか富良野とかの美しい景色は見つつも、特に停車せずにいたので、風景写真も車窓から撮った程度。しかもブレブレのものしか残っていない。美しいものは記憶に残せばいい。すぐ忘れちゃうけど。
途中で寄れそうなところに「夕張シューパロダム」があるのを見つけて寄り道をしてみようとした。美瑛・富良野は素通りしたのに。目的はもちろんダムカードだ。
今年(2015年)に新しくできたダムらしく、パンダの据付カーナビでは検索対象として出てこない。代わりに Google マップや Yahoo! カーナビで検索して目的地を探していた。でも、その結果を見ると、据付カーナビが示す「大夕張ダム」と同じところに見える。
なんだこれ、どういうことなん?名前が「大夕張ダム」から「夕張シューパロダム」に変わっただけなん?と疑問を持ちながらもなんとか到着してダムカードをゲット。
管理事務所には、ダムができるまでのあらましを解説したパネルがあったので、それをちまちま見ていくと、もともとあった大夕張ダムを拡張する形で作られたのがこのダムなんだと言うことが分かった。つまり、夕張シューパロダムのなかには大夕張ダムが埋まっている。そういう工法(?)もあるんだねえ。
あと、管理事務所に色紙が飾ってあったので、写真を撮ったのだけど、その時は誰?って感じだったのだけど、これ「ダムマンガ」のひとなのか。
もともと「大夕張ダム」の時代にも、そこにあった集落がダムの底に沈んていたりして、まぁ、いろいろと歴史があるところのようだ。どの時代のものかわからなかったけど、橋梁の上部らしきものが湖から出ていたりもした。
その後、「道の駅 夕張メロード」へ寄って、夕張メロンをガッツリ食べてやろう!と思っていたんだけど、カットされた夕張メロンとか全く売っていない。あれ?そういうもんなの?と思いつつ、もう1件大きめのドライブインがあるというので行ってみた。
そこは「北海道物産センター夕張店」というところ。ここなら夕張メロンが食べられるか!?と思ってきたわけなのだが、
この駐車場の状況を見ると、怪しくなってきた。
店内に入ると、ちょっとカビ臭い感じもして、だいぶ厳しい。後から聞いたところによると、この近くに高速道路が通った関係で、かなり交通量に変化があったんだとか。なかなか厳しい。結局、夕張では夕張メロンを食べられずに去ることになった。
今日のホテルは室蘭に取っていたので、そちら方面に向かっていたのだが、そろそろお昼ごはんの時間だということで、お店を探していた。苫小牧を経由することに気がついたので、津波の影響を考えて行くのを止めていた「マルトマ食堂」へ行ってみるか!という話になった。
お店へ行って到着したのが13時30分ころ。お店が終わるのが14時。このくらいならサクっと入れるだろう?と思っていたんだけど、この時間でもまだ行列があった。
待つこと30分ほど。ようやく席に通されて有名な「ホッキカレー」を注文。他の人の注文も聞いてたけど、半分以上のひとがカレーを注文していた。
そして、やってきたホッキカレーをパクり。すぐ思ったのが「ん。ホッキの味がしない」。
向かいの席にもホッキカレーを注文した年配の夫婦がいらしたのだけど、その奥さんが「自分でカレーへホッキを入れたときに味がしないと思ったけど、これだけ量が入っていても味がしないなら仕方ないわねぇ」的な話をしていたので、「わかるわー」と心の中で笑ったりも。
いや、ホッキ本体を噛んでいるとさすがに味はするんだけど、カレーとして食べると、カレーに負けちゃってホッキどこいった?感になってしまう。カレーそのものは、そこそこ美味しいのだけど、次も30分以上並んで食べたいか?と聞かれると、もういいやと答えるかなぁ。参考までに言っておくと、オレは基本的に行列に並ばないひとなので、「並んでも食べたい!」と思うものは、かなり飛び抜けているものになる。
思いのほかマルトマ食堂で時間を使ってしまったので、他のところへは寄らずに宿泊地の室蘭へ向かった。ホテルへチェックインしたあと、事前にオススメされていた「やきとりの一平」へ向かった。
開店時間直後くらいの到着だったので、のれんが裏返っているのを見て「これって入っていいの?」と不安になりつつも、中に入ってみると既にそこそこ人がいた。オレたちが席に着いてからも続々と人が増えていって、さすが人気店と思わせる。
カウンターのなかの「焼き」のひとたちも「こんな量を焼くの!?」と驚くほどの大量のやきとりを焼いていて、すげぇなと思った。チラチラ話を聞いていると、どうもおみやげの注文で数十人前の依頼があった様子。見ていて気持ちいい焼きっぷりだった。
ホッキカレーを食べた時間が遅かった上に分量もそこそこあったので、あまりお腹は空いていない状態。ちょっと食べておしまいかな?と思っていたんだけど、1本目を食べて「行けるとこまで行こう!」と意識が変わった。うまいよ、なんだこれ、うまいよ!!!
北海道旅行中、一番おなかいっぱいになったのがこの日の夜。もう食えねぇ、歩けねぇ状態になってしまった(笑)いや、でも、ここの料理を食べずにどうする!?ってほどの味だった。
ホテルへ戻って、いやでも、やっぱラーメン行っとく?とかいう話になって、満腹だけどラーメン屋を探してウロウロ。だいぶテンションがおかしかった。1軒目は「なんかちょっと違うね」ってことで、2軒目3軒目が密集しているところへ行ったら両方とも店休。
なんだよーと思って、近くのスーパーでカップ麺でも買って帰るかってことで向かったわけだが、そこで念願のコレを手に入れた!
値段を忘れちゃったけど、確か150円とかそこらへん。これさえあれば、キャンプでジンギスカンできるぜ!