雑文発散

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過去の日記

2015-07-11 [長年日記]

[] 「コードギアス 亡国のアキト 第4章 憎しみの記憶から」を観てきた

第3章からあまり間があいていなかったので油断してたらもう公開されていた。普段の行動範囲で公開している劇場はバルト9しかなかったので、そこまで行ってきた。劇場の 1F 入口のチケット発券コーナーやエレベータで待ち行列があった。この狭い通路に並ぶ感じがイヤなんだよな、バルト9は。上映している作品はオタク向けが多いので、オタクのオレにも響くセレクションなので良いのだけど、この設備面の悪印象があって好きになれない。

亡国のアキト

当初はこの第4章で終わりだったそうなのだが、全5章に変更になっていたそうだ。

で、これが発表された当初では、最終章(第5章)の公開は 2015 年の秋となっていたけれど、今日の第4章の最後の告知では「2016年2月」となっていた。いろいろアレなんだろうねぇ。。。


以下、ネタバレあり


相変わらず戦闘シーンがカッコいい(この作品には、こればっかり言っている気がする)。例のロケットも健在だし、その後の戦闘もなかなか。とは言え、戦い方はあまり代わり映えがしない。

インパクトがあったのは、金色の四つ足。あの疾走感は素晴らしい。

最後のほうの展開は、なんかちょっとイマイチだったなぁ。軍部の独走はそうなりそうな予感がしちゃったし、裏切りの吐露については、えぇ、そんな簡単に済ましちゃうの?的だったし、その後の会合に至ってはなんだそれ感が。。。

自分の中での評価はそんなに悪くない作品(むしろ好きなほう)なんだけど、なんかちょっと失速したかな、今回は。最終章での巻き返しを期待。

[] 「ターミネーター: 新起動/ジェニシス 3D 版」を観てきた

TOHO シネマズ新宿で「ターミネーター: 新起動/ジェニシス 3D 版」を観てきた。3D 版は、DOLBY ATMOS 仕様の劇場だったので、そちらにも期待して。

「DOLBY ATMOS の音がいいな!」と気が付いたのは、本編前に流されていた映画「HERO」の予告編。ちょうど数時間前にバルト9で同じ予告編を見ていたので、その違いが明確に分かった。DOLBY ATMOS の方が音が立体的に聴こえた。

もちろん、新しい劇場としばらく前にできた劇場という差もあるので、その他の音響設計による効果なのかも知れないけど、だいぶこの音響設備が好きになった。観たい映画がここで上映されたら積極的に行ってみたい。でも、スクリーンは大きけど普通なので、IMAX 版があればそちらを優先するけど。

そうそう、IMAX 以外の 3D 版もひさしぶりなのだけど、やっぱりいまひとつだなー。スクリーンの外側も常に視界に入っているので、映画への没入感が薄い。館内の階段についている誘導灯の光も目に入ってきていたので余計にそう思う。まぁ、これは座った席が悪かったのかもしれないけど。

ターミネーター ジェニシス


以下、ネタバレあり


なんかこう「ターミネーター」「ターミネーター2」をちょっと引きずりつつも新しい展開にするという感じで、「T1」「T2」のファンへ向けた作品っぽいなぁ。旧作を知らずにこの作品を見た場合に面白いのかどうかはちょっと分からないけど、まぁ、この作品を観るのは旧作を知っている人たちばかりな気もする。

「T1」「T2」であれだけ強かったヤツラが、比較的さくっといなくなるのが笑えたけど、この辺りは完全にファン向けのおまけかな。

全体的には過去作の良い所の詰め合わせ的な感じがしてしまって、この作品ならではの驚きはなかったかなぁ。液体金属とは別の敵が出てきたけど、見せ方がちょっと変わったくらいに思えてしまって、残念ながらあまりインパクトは無かった。

まぁ、でもシュワルツネッガー扮する「おじさん」は嫌いじゃなかったけど。

あと、結局「おじさん」は誰がサラ・コナーのところへ送ってきたんだ?と疑問が残ったのだけど、この作品は3部作とかなんだとか? ラストにも次へ続くようなシーンがあったし、最終作とかで謎が解けたりするんだろう、きっと。