雑文発散

▼ [旅] なんとなく東北方面へ #3

3日目。

ホテルから「しおがま・みなと復興市場」に行ってみようと思ったんだけど、開店までちょっと時間がありそうだったので、昨日来た道を戻って仙台空港まで行ってきた。

展望デッキへ上がって滑走路とか飛行機とかを見てきたんだけど、ここが津波の影響があったようには感じられなかった。早くから復帰を行なっていた記憶があるけど、ここまでキレイに整えられているのは凄いね。関係者のみなさんの苦労ゆえ、か。

で、飛行機の写真をバシバシ撮っていて、時間つぶしのはずが気がついたら1時間以上空港をウロウロしてた（笑）さらに売店で「牛たんサイダー」なる危ない飲み物を見つけてしまったので買ってみた。

味の方は、、、試しに飲んでみるといいんじゃないかな。

仙台空港から「しおがま・みなと復興市場」へナビをセットしたところ、海岸線に近い道路を指示された。実際に通ってみると、周囲はまだまだガレキが残っていた。そのガレキを運搬しているダンプもたくさん通っていて、土ぼこりも凄いことに。デカいクルマに囲まれたまま、更に進むと「この先は復旧工事車両のみ」という看板が出てきてしまい、だいぶ遠回りになったであろう迂回路で塩釜市方面へ。

「しおがま・みなと復興市場」にはお昼頃に到着したので、ここで何かを食べようと思ったら、、、飲食店は本日定休日。他には水産物が中心のお店が多くて、まだ移動するオレとしては買える品があまりなかった。でも、煎餅屋があったので、生姜かりんとうをゲット。昼飯は後回しで良いかと、次の商店街へ向かった。

次の商店街は石巻を目標にしていたんだけど、その途中で通過した松島あたりの景色が素晴らしかった。寄り道しても良いかなと思いつつ、気がついたら駐車できそうなところを過ぎてしまっていたので、松島はまた今度来る時の楽しみにしようかと。

石巻では「石巻立町 復興ふれあい商店街」へ。ここは駐車場が無いとのことだったので、駅前駐車場へに停めた。歩いて商店街へ行ってみると、駐車場だったところへ仮設されてた様子。入り口のゲートとかそのまま残ってたわ。

その後「石ノ森萬画館」へ行こうと思って、歩き始めたんだけど、なんだかイヤな予感がして、途中でWebページを検索したら「12月から2013年２月までは毎週火曜日が定休日となります」と書かれていたので諦めてクルマへ戻った。が、いまよく見たら「※年末年始は休まず開館いたします」とも書かれていた。もしかして開いてたのかも！？

石巻の次には南三陸町あたりの復興商店街へも寄るつもりだったんだけど、（仙台空港ではしゃぎ過ぎたのが原因で）だいぶ遅くなってしまったので、気仙沼へ向かうことにした。

その途中、休憩に寄ったファミリーマートがプレハブで営業していた。まぁ、それも凄いんだけど、そこからの景色に気がついて、ちょっと愕然とした。現実味のない風景なんだけど、これが現実。

その後も、ふと気がつくと家の土台しか残っていない地域があったり、ガレキが積まれている地域があったり、まだまだ復興できてない場所が沢山あって、こちらの現実にもいろいろ思うところがあった。

更に渋滞にハマって、周囲が真っ暗になってしまい、もう閉店しちゃったかな？と思いつつ、「復興屋台村 気仙沼横丁」へ到着。

ここは商品を売ると言うよりも飲食店の方が多くて、焼き鳥やら韓国料理やらがあったんだけど、寒いのもあってラーメン「あたみ屋」へ入った。

「復興海鮮ラーメン（限定30食）」というのがあったので、試しに頼んでみたら流石に今日はもう売り切れとのこと。代わりに味噌ラーメンを頼んだ。

これがまたうまい。なんだろ、こういう商店街やら屋台村やらに参加して盛り上げようとしているお店は、味も確かなところが多いのかな。ここも近所にあったら通いたいレベルのお店だった。