「青森まで行けるといいな」と思いつつ調べてみると、宇都宮から青森までは8時間弱と出てきた。これなら行けるんじゃね?と思って青森まで行くことに決定。ついでに青函フェリーの時間も調べてみたんだけど、もう1日は休みが無いと厳しい日程になりそうなので、北海道行きは断念した。
何か青森へ行く理由はないかな?と考えてみたところ、奈良美智の作品をたくさん収蔵しているところがあるはず!と思い出した。調べてみると、そこは青森県立美術館 。高速の出口からも近いことが分かり、目的地はココに決定。
東北自動車道は、1年半くらい前に福島へ行ったのが、自分的最北の地。走っているうちに「蔵王」だとか「仙台」だとか出てきて「おぉ」と、ひとり感激。
途中、SAやPAで休みながら行ったので、間に合うかどうか微妙かな?と思っていたけど、結果としては閉館の1時間半くらい前には到着。これなら余裕で見て回れると考え、奈良美智作品のある常設展の他に、企画展の「ロボットと美術 機械×身体のビジュアルイメージ」も観ることにした。
「おまけ」のつもりで、前知識なしで観た展示だったんだけど、、、これが思いのほか良かった。「帝都物語」でおなじみ(?)学天則は展示されてるし、小松崎茂のイラストやら、ガンダム前後のサンライズ作品やら「ぬえ」系とか、ヴァーチャロンはいるし、初音ミクまでもがいた。
青森の後は静岡・島根でも展示されるようなので近くの人は観に行くといいよ。
さて、企画展で興奮した後は常設展の方へ。いきなり奈良美智の作品がドカドカ展示されていて、超ニンマリしてきた。展示品の撮影はNGだったんだけど、屋外にある(いる?)「あおもり犬」は撮影自由だったので、パチパチとたくさん撮ってきた。
スケールがよく分からないかも知れないけど、かなりデカイ。青森県立美術館のブログ記事の「あおもり犬のえさ皿 完成&披露!」を見るとサイズがよく分かると思う。
ホンモノはもうちょっと白っぽいんだけど、夕方の太陽でそれとなく色付けされてしまっていた。
企画展と常設展を見て、外へ出たら、いい感じの夕暮れが。
と、いろいろ満足しつつ、美術館の駐車場で当日の宿を探してみると、、、青森市内のホテルでは条件にマッチするところが無いと言われた。もしかして、このまま駐車場で一泊か?と思いつつも、範囲を広げて検索してみると、割と近くの五所川原市のホテルを発見。「21時チェックイン・9時チェックアウト」というプランしかなかったので、それにした。
が、21時まで2時間ほどもあり、どうしようかな?と思いつつ、ガソリンスタンドへ寄り、スタッフの(オレより年上風の)おねーさんに聞いてみたら「エルムに行ってみたら?」と。「3つ目の信号を右に曲がって、あとは看板の言うとおり進んでいけば分かるから」と言われたので、行ってみることにした。
着いてみると、そこはそこそこ大きなショッピングセンター。
イトーヨーカ堂やらダイソーやら、マックにドトールにイタトマにドラッグストアに書店、CD屋などなど、いろいろなお店が入っているところだった。
なんやかやと時間を潰して、ようやくホテルへ。汗をかいてたので、シャワー浴びてさっぱりして寝ようと思ってたんだけど、浴衣類が見当たらない。もしや?と思って、予約サイトをよく見てみると「浴衣類は用意していないプラン」と書かれていた。。。
寝間着用の着替えは持ってなかったので、もういいや、と汗臭いままでそのまま寝てしまった。