マンガ版のエンディングは未読、アニメ版のエンディングは観てる状態で、実写版のエンディングである最終楽章 後編を観てきた。
アニメ版とはだいたい同じストーリーだったので、特に大きな驚きは無かったんだけど、相変わらず上野樹里の「のだめっぷり」が凄いのと、映像の作りがうまくて楽しめた。
本編に関係ないところで気になったのは、何人もトイレに行っていたこと(笑) 邦画にしては長めの133分なので、観る前にトイレに行っておいた方が良さそうだ。
SF っぽいので観に行ったんだけど、オレが SF に求めている Sense of Wonder 的な要素はほとんどなく、SF の姿を借りた一種のヒューンマンドラマだった。
ストーリーの先が読めずに「え? そうくるの!?」と思うことが何回か。でも後から考えると、ちゃんと伏線が張られていたので、意外とご都合主義的な描写は少なかったんじゃないだろうか。よく考えられてるよ。
面白くはあったけど、爽快ではなかった。もっと軽い映画かと想像してたら、意外に重かったので。