滞在先の近くのミュージアムでスタンリー・キューブリック展が行われていることに気がついて行ってみた。
「2001年宇宙の旅」のコーナーでは、HAL9000 (の赤く光るランプ)のレプリカとか、ボーマン船長の赤いヘルメットとかが展示してあってとても良かった。
その他の映画のコーナーもそれなりに興味深かったのだけど、「2001年…」と「時計仕掛けのオレンジ」以外のキューブリック作品は観てないので、割と展示を見ただけになってしまった。
ミュージアムショップに何かあれば買っていこうと思ったのだけど、欲しくなるものは見当たらず。
さて次にどうするか?と考えていたら「そういえばジャパンタウンってのがあるって聞いたな」と思い出して、行ってみることにした。ちょっと距離があるけど歩けない距離じゃないなと歩き出したのはいいけど、サンフランシスコは坂の街だと言うことを忘れていた。同じ距離を歩くにしても、だいぶ疲れ具合が違う。
先日行ったサンフランシスコの中華街の日本版みたいなイメージを抱いていたんだけど、だいぶシンプルな印象。Japan Center と呼ばれる建物に日本的なお店がたくさん入っている感じだった。もっとも到着した頃にはもうヘタっていたので、Japan Center 周辺はあまりウロついていないので、オレが見ていないジャパンタウンの本質がどこかにあるのかもしれないが。
Japan Center の中にうどん屋があったので入って、肉ぶっかけうどんを頼んだ。
肉は美味しいんだけど、肝心のうどんがいまひとつ合わなかった。コシを感じられないというか、麺がプチプチ切れてしまう印象を持った。小麦のこね具合が少ない印象。それがこっちの人の好みなのかなー。
お腹が膨れた状態で Japan Center を見て歩いていると、突然の「TAIYAKI」の文字。たいやき部としては買わねばなるまい!
養殖モノで、味は至って普通。まぁ、あんこじゃなくて、チョコバナナにしちゃったけど。
まだ時間があったので、ゴールデンゲートが見えるあたりまで行ってみようと思って移動を開始。最初はバスに乗ろうと思ってたけど、「あれ?歩けるんじゃね?」と、思ってしまって、結局海岸線まで歩いた。
途中、坂道の写真を撮っていたら、気づいたことがあった。
坂道に縦列駐車しているクルマは、みんなハンドルを切った状態になっていた。
これは万が一サイドブレーキを効かない状態になっても(かけ忘れても)タイヤが歩道にぶつかることによって、クルマが坂道を下ってしまうことを避けているようだ。後で誰かに聞いたところ、こちらの自動車教習では普通に教えているんだとか。
海岸までたどり着いたものの、曇っていた上にゴールデンゲートブリッジまではちょっと距離があって、見晴らしはイマイチ。まぁ、美しいゴールデンゲートを見るのは、次の機会にということで。
その後、ポケモン Go をしながら、フィッシャーマンズワーフ方面へ移動した。
有名なカニを食べようかとも思いつつ、うっかり見つけた本場モノを食べた。
フィッシャーマンズワーフで何が面白かったかといえば、こちらのレトロゲーム館みたいなところ。
想像した「レトロゲーム」よりも遥かに古い品物(しかも全て稼働するっぽい!)が並んでいた。
オレがプレイしたのは、こういう中ではだいぶ新しいヤツ。パイレーツ・オブ・カリビアンのピンボール。日本では、ほぼ絶滅したピンボール。これがプレイできるのは幸せ。
フリッパーのバネなどのコンディションは良いものの、設定がかなり厳しくて、ちょっと横揺らしをしたらすぐさま TILT になってしまった。もうちょっとダイナミックにプレイさせて欲しいわ。。。
もう疲れ切ったので、Muni で帰ろうと思ったのだけど、なぜか全然来ない。他の観光客も戸惑うなか、待ちきれずに結局フェリーターミナルまで歩いた。
そこからは近くの駅から Muni Metro に乗って移動。また例のデパ地下へ行って、今日はポークサンド。
ピリ辛でなかなか美味しい。
今日のドリンクコーナー(?)は、スターバックスのエナジードリンク。
元気が出たのかは分からないほどに疲れ切った。