場所は新宿ピカデリー。としまえんでもやってたけど、こちらの方が時間の都合が良かったので。
原作はしばらく前から読み続けているけど、まだ完結していない。完結していないマンガの実写化というと、ひどく中途半端なものになりがちなので、心配をしていたのだが、それとは別に大泉洋が主人公を演じるというので期待もしていた。
映画の比較的早いうちに行われた英雄と比呂美との出会いのシーン。そこですでに原作との相違があって「えっ、これ超改変されるパターン?」と不安になったのだけど、その他の要素は原作のエッセンスをうまい具合に落とし込んでいて、そんなに悪い気はしなかった。
原作のどこまでのストーリーを映画化したのかを知らずに観ていたんだけど、アウトレットモールのところで終わっていた。区切りとしては良いけど、そこで完全に物語を終えていないので、続編を作っても大丈夫な仕上がりになっていた。逆に言うと少しまとめきれてない印象を持った。
この作品の結果次第で続編を作るつもりかも知れないけど、この後の原作ストーリーを考えると、実写化が難しそうな気配がビンビンする。ここで止めておくというのも、また良いのかも知れないなぁと思った。
観終わって、劇場を出たところで、ぴあの出口調査があった。「100点満点で何点でしたか?」という問いかけに「70点」と答えた。質問された直後には、80か90点と言っても良いかなと思ったんだけど、ラストのまとめがもうちょっとあっても良かったかもなぁと思って、厳しめの数字になった。
大泉洋が演じる英雄は、全く違和感がなかった。原作が大泉洋をイメージしていたんじゃないかと思うくらい。あと比呂美を演じた有村架純が ZQN 化したあとの笑顔はヤバい。かわいい。