「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」を観てきた。場所は TOHO シネマズ新宿。アメリカでは IMAX での上映もあったみたいなのだが、日本では設定されていないので仕方なく非 IMAX 版で。それでも多少はいいもので観たいなと思って、Dolby Atmos 版を選択。
日本で IMAX 版が上映されないのは、同時期に「ジュラシック・ワールド」が IMAX 3D 版で公開されたからなのかなぁ。上映作品(もしくは配給元)によるスクリーンの取り合いが発生していたりするのだろうか。もっと IMAX を上映可能な劇場が増えればいいのに。。。
上映開始時間になり、予告編などの CM が始まったのだけど、、、これが長い。少なくとも 15 分間は流していたよ。予告編を見て、この先に公開される映画を知ったりできるので、そんなに嫌いじゃないんだけど、今回はひどく長く感じた。
そして本編も長く感じた。嫌いなシリーズじゃないし、比較的楽しめていたと思うんだけど、ちょっと長くて疲れたかも。まぁ、その時々でオレの体調にも違いがあるので、なんともだけど。
本編が始まってびっくりしたのは、この作品の製作か配給かに「アリババ・ピクチャーズ」の名前が入っていたこと。えっ、ソニーみたいにアメリカの映画会社をアリババが買収したの!?と思ったけど、どうもそういうわけではなく、この映画へ出資したという立ち位置みたいだ。
以下、ネタバレあり
今回のメインは謎の美女イルサことレベッカ・ファーガソンだなぁ。あの目力(めぢから)はすごい。大きなスクリーンでこっちを見てくると、心の奥底を見透かされそうで、なにか落ち着かない気分になる(笑)
敵か味方か分からない状態で話が進んでいき、あれ裏切った?ん、でも今度は助けた?どっちが本心なのこれ?と、観ているほうを翻弄してくるのがうまい。
今までみたいにトム・クルーズ演じるイーサンと恋仲にならないし、ラストでは次作にも繋がるような発言もあったりするし、もしかすると今後も出演する可能性があるのかな。ちょっと気になる女優さんなので、できれば出演して欲しいな。
それから、相変わらず変装用の「顔」を作るシーンがあるんだけど、そのスピードが昔の作品に比べてむちゃくちゃ速い。3D プリンタが普通になってきている世の中に合わせて、作中の技術の進歩を見せているのはちょっと面白かった。
あと、カーチェイスのシーンで、トム・クルーズが乗った車が角を曲がったとき、その背景にフィアット・プントの後ろ姿が映ってた気がするんだよね。チラッと映るシーンが数回あったので、恐らくプントだとは思うんだけど、いまひとつ確証が持てない。
そういう意味ではもう一度観てみたい作品である。