Emacs に「選択したテキストを Web 検索する」コマンドが搭載されていた。と言っても最新版(git HEAD)でのお話。
昨日、Emacs を最新版に更新した(コンパイルしなおした)ので、さらにその前に HEAD から入れたときからどんな変更点があったのかな?と M-x help n
で NEWS ファイルをつらつら眺めていたら発見した。
The new M-s M-w key binding uses eww to search the web for the text in the region.
つまり、調べたいテキストを選択して M-s M-w
を叩けば、eww を使った Web 検索できるという話。例えば *scratch*
バッファに「雑文発散」と書いて、この部分を選択状態にしておく。
そして、M-s M-w
を叩くと、次のように eww ブラウザで Web 検索の結果が表示された。
ちなみに、検索結果が eww 標準の DuckDuckGo ではなく Google になっているのは、次のような設定をしているから。
(setq eww-search-prefix "https://www.google.co.jp/search?q=")
この辺りの話は「Emacs 24.4 の新機能・内蔵ブラウザ eww.el を調べてみた」に少し書いたので、興味があればそっちも読んでくださいな。
コーディング中にこの Web 検索機能を使うかと言うとどうなんだろう?って思うけど、文章を書いているときには使えるのかな。例えば、この日記みたいなヤツを Emacs で書いている場合とか。。。まぁ、でも、Chrome とかのブラウザで検索するのに慣れちゃってるから、ブラウザを使うかなぁ(笑)
CLI の中で閉じている状態で Emacs を使うなら便利なのかもなぁ。