Kinoma Create ミートアップに参加してきた。
実機を使って、LED やらカメラやらのパーツを接続しつつ、Kinoma Studioを使ってサンプル実行など。
カメラモジュールを接続したときの様子はこんな感じ。本当は一緒に Kinoma Create をいじっていた人の顔が写っているんだけど、顔出し OK なのか聞くのを忘れたので画像をボカしている。
カメラは、シャッター用のスイッチを押してから、ちょっと時間差で液晶に表示される。ちょっとひと昔前の感覚で懐かしい。
あと、このカメラで撮った画像は本体には保存されていないそうなんだけど、HTTP でダンプする方法を教えて貰った。
http://[KinomaのIPアドレス]:10000/capture?output=http
そんなポートが開いているのか!と思って、Kinoma Create に対して nmap
を叩いてみたらこんな感じ。10.0.1.52
ってのは、オレらが使っていた Kinoma Create の IP アドレスね。
% nmap 10.0.1.52
Starting Nmap 6.47 ( http://nmap.org ) at 2014-11-25 20:49 JST
Nmap scan report for 10.0.1.52
Host is up (0.015s latency).
Not shown: 998 closed ports
PORT STATE SERVICE
23/tcp open telnet
10000/tcp open snet-sensor-mgmt
Nmap done: 1 IP address (1 host up) scanned in 15.36 seconds
おー、telnet が開いてるじゃーん!と実行したら、ログインプロンプトが出てきた。
% telnet 10.0.1.52
Trying 10.0.1.52...
Connected to 10.0.1.52.
Escape character is '^]'.
KINOMA login: root
Password:
Login incorrect
KINOMA login: root
Password:
Login incorrect
KINOMA login:
Login timed out after 60 seconds
Connection closed by foreign host.
root / root とかじゃログインできなかった(笑) まぁ、でもログインする方法はあるそうだ。
あとは先程のカメラ画像の HTTP 取得に関して、ヘッダとか見てみた。
% telnet 10.0.1.52 10000
Trying 10.0.1.52...
Connected to 10.0.1.52.
Escape character is '^]'.
GET /capture?output=http HTTP/1.0
HTTP/1.0 200 OK
Date: Thu, 01 Jan 1970 00:17:06 GMT
Connection: close
Server: Kinoma HTTP Server/0.5
Content-Type: image/bmp
Content-Length: 230426
[snip]
image/bmp をそのまま流しているんだね。内部では Kinoma HTTP Server が稼働しているようだ。
Kinoma Create は、液晶画面による UI でいろいろコントロールできるし、JavaScript ベースの開発環境があるし、割ととっつきやすい感じはした。
ただ、やっぱりハードウェアの基礎知識は欲しいところ。その辺の能力は欠けているので、修行が必要な領域だなぁ。