雑文発散

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2014-11-05 [長年日記]

[Fluentd][Elasticsearch] Fluentd + Elasticsearch + Kibana での解析用に Kibana を仕込む

昨日の「Fluentd + Elasticsearch + Kibana での解析用に Elasticsearch を仕込む」からの続き。

Elasticsearch へのデータ投入はできたと思われるので、今度はその可視化のために Kibana をインストールする。

Kibana は elasticsearch.org のダウンロードページから tar 形式で落とした。

中身は JavaScript なのでどこに置いても良いんだけど、今回は解析サーバの上に置くことにする。Web サーバは nginx を使って、Elasitcsearch + Kibana 用にバーチャルホストを用意する。

Kibana そのものにはユーザ認証などは無いようなので、バーチャルホスト全体を BASIC 認証でアクセス制限しておく。

また、request_uri が /elasticsearch/ だった場合には、リバースプロキシとして localhost の 9200 ポートへ投げるようにしておく。

これは Kibana からのアクセス用に使う。

nginx の設定

nginx のバーチャルホストやリバースプロキシの設定はこのようにしてみた。443 じゃなくて 80 なのは予算の都合。個人用に SSL 証明書、買うべきかなぁ。

server {
  listen 80;
  server_name [バーチャルホスト名];

  satisfy  any;
  allow 127.0.0.1;
  deny   all;
  auth_basic "Restricted";
  auth_basic_user_file /etc/nginx/htpasswd;

  root  [バーチャルホストのrootディレクトリ];
  index index.html;

  access_log  /var/log/nginx/[バーチャルホスト名]-access.log;

  location /elasticsearch/ {
    proxy_pass http://localhost:9200/;
  }
}

Kibana の設定

nginx で設定したバーチャルホスト名を Kibana のトップディレクトリにある config.js にも書いてやる必要がある。

% vim config.js

変更するのはここらへん。デフォルトでは elasticsearch の設定がこうなっている。

elasticsearch: "http://"+window.location.hostname+":9200",

それを先ほど設定したバーチャルホスト名に変更してやる。

elasticsearch: "http://[バーチャルホスト名/elasticsearch/",

パスの部分に /elasticsearch/ を指定している。これで、nginx を通じて、解析サーバ上の Elasticsearch へ接続される。

Kibana

ここまで来たら、次は Kibana 上でクエリを組み立てたり、グラフを表示していくフェイズになる。

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