昨日 Compressor に仕込んだ大量のジョブが、今朝になったら残り3つとかになっていた。
ひと晩でそんなに終わるハズは無いな、と思って、「完了」のタブを開いてみると、案の定「失敗しました」の表示が多数でていた。。。
なんのエラーが出てたのかを調べようと、個別のジョブを見てみても、
失敗しました: 3x "Error: this is null!"
という記述しか見つけられなかった。
ググってもあまり情報が無いのだけど、もしかしたら、これ、USB のポータブル HDD にマスタデータとか置いているせいかもなぁ。本体の HDD の容量が既になくて、今はポータブル HDD 2台を USB に挿して使っているんだけど、ときどき勝手に「取り外されました」と OS X が通知してくることがあって気になっていた。
Finder 上では HDD のアイコンも残っているし、そこをクリックするとアクセスもできるのだけど、OS 的には(一瞬?)切り離された状態になっているのかも?
で、Compressor としては、そこにあるべきマスタデータにアクセスできずに「null」であると言っている、と。
HDD の接続を確認しつつ、失敗したジョブの右端にあるくるくる矢印をクリックすれば再開できるはずなので、あとで試してみよう。
帰宅したので「右端にあるくるくる矢印をクリックすれば再開できるはず」を試してみた。特にポータブル HDD の接続を直したりはしなかったけど、すんなり再開された。失敗したのはなんだったんだ…
この際に、Compressor の詳細設定で「追加の Compressor インスタンスを有効にする」にチェックを入れてみた。「追加のインスタンス数」は「1」しか選べなかった。
追加インスタンスを有効にした後は、エンコードのジョブが複数同時に走るようになった。
アクティビティモニタで見てみると、Compressor アプリのプロセスである compressord が2本走っているのが見える。これ、追加インスタンス設定前は1個だった。
「CPU 負荷」のグラフを見ても、ほぼ CPU を使いきっているのが分かる。他の作業をしていないときは、この設定にしておけばエンコードが速くなるかも知れない。