例えば、今あなたが「default_text_search_config」について調べたいとする。調べたいよね?
ということで、ググる。検索結果が出てきたので、I'm Feeling Lucky よろしく一番上に出てきたリンクをクリックするよね。するはず。
そうすると、めでたく PostgreSQL のマニュアルが出てくる。良さそうに見える。
が、よく見ると「8.3.7 文書」と書いてある。ここであなたは「ちょっと古いな、オレが見たいのは最新の 9.2 なんだよ!」と思ったりするはず。するよね?
こういうとき、少し前までであれば、URL の「8.3/html/textsearch-configuration.html」の部分を削って、PostgreSQL日本語ドキュメントのトップページへ移動してから、目的のバージョンのドキュメントへ行ってたりしたわけ。
だけど、ちょっと待って、右上に「他のバージョンの文書」という何かがあるよ?
こいつをクリックしてみると、あら不思議。9.2 とか 9.1 とかのリンクが出てきたよ?
ここで目的のバージョンである 9.2 をクリックすると、、、
これで、本当に調べたかった 9.2 の「default_text_search_config」に関する項目を読むことができるようになった。
この他にも「この機能、前のバージョンではどうなってたんだっけ?」とか、逆に「これ、新しいバージョンで機能追加されてなかったっけ?」みたいなときにドキュメントを読むのが超絶楽チンになった。
これは日本語マニュアル独自の考え方ではなく、オリジナルの英語ドキュメントでも同様のインターフェイスがある。ただ、英語版はニョキニョキ出てくるタイプではなく、リンクが並んでいる形。当初、日本語マニュアルについても(おそらく)英語版にならったインターフェイスだったんだけど、そこだけちょっと目立っていた感があったので、オレが「ニョキニョキがいい」と Twitter で呟いたら拾ってもらって現在の形になった(はず)。
ニョキニョキには好みがあるとは思うけど、こういった「他のバージョンと比較できるインターフェイス」は地味だけど便利。複数バージョンのドキュメントが並行に存在している場合には、この方式を採用するのはアリなんじゃないかなー。(既にやっているところもあるとは思うけど)
ということで、紹介記事を先に書いてしまったので、本来の目的である「default_text_search_config の内容について調べる」は、これからやるよ!!