アップルの「Newton」と言えば、(ちょっと歳がいった)ガジェット好きには憧れの逸品なハズ。オレもそんな中のひとり。当時はお金が無くて買えなかったのだけれど、手書き文字を認識して、自分の書き癖を学習してくれて、どんどん「自分だけのツール」として成長していくなんて、すげーツールなんだ!と、ワクワクしていた記憶がある。
その OS であるところの Newton OS を別のプラットフォームで動かしちゃえという試みが「Open Einstein」で続けられている。以上、説明モード終了。
Open Einstein 自体は以前にも聞いた事があったはずなのだが、正直なところすっかり忘れていた。何かの N810 情報を検索していて、偶然発見したのが「OpenEinstein build 48 for Nokia 770」という記事。記事中のリンクから N770 用の Open Einstein (OS2006用)をダウンロードできるようになっていた。無理だろうと思いつつも、そのバイナリをオレの N810 で実行してみところ、やっぱりうまく動かなかった。「libXau.so.0 が無い」ってエラーが出てしまったんだけど、OS2006 と OS2008 だと X 周りに変更があるのかいな? この辺はまだ良く分かっていない。
しかし、まー、そもそも Open Einstein を動かすには、Newton 本体から ROM を抽出しなきゃいけないなどのハードルもある訳で、なかなか簡単にはいかないかもなー。
Weboo! Returns. での書評に「最初のカラー見開きページがいきなりガジェットだらけ」という記述があって、気になって購入してみた。本筋とは別のところがきっかけだけど、まぁいいだろ。
著者の勝間和代氏については、「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」あたりで名前は知っていたけれど、その著書を読むのは初めて。
「19歳で公認会計士試験に合格」や「世界の最も注目すべき女性50人に選出」などと言った経歴を見て、「すげー人はすげーなぁ」と、どこか凄く遠くの人のような感想を持っていたのだけれど、本書を読んでみたら「私はいま38歳ですが…」と書いてあった。「いま」というのは、この本が出た2007年だろうから、、、オレと同年代じゃないか!
いきなり親近感が湧くと共に、「なんでこんなに違うんだ?」とその違いに愕然とした。この事で、この本への興味が大きくなり、一気に読み切ってしまった。
文中で紹介されている各種のインプット・アウトプット方法については、いくつかは自分でも行っていた方法だったのだが、それを意識してやっていたか?と言われるとそうではなく、たまたま同じだったという程度。この部分を意識して行うようにすると、また違ってくるだろうと思わされた。
逆に全くできていなかった・把握できていなかった部分としては、次のような記述があった。
どうやったら集中力が続くのかというのはみなが悩むことですが、集中力を続かせる一番簡単な方法は体力を付けることです。
体力、、、ないなぁ。特に最近は全然ダメで、やたら疲れやすい。
知的生産を持続するために、できることから生活習慣を改善する
という記述もあることだし、買ったままほとんど使っていない Wii Fit をまずは使い続けようかと思う日曜日の夜なのであった。