「日本ふるさと沈没」を読んで、ちと興味が湧いたので観て来た。邦画のパニックものって、あんまり観たことがなかったんだけど、知ってる場所が出て来てるのと地震という身近に体験していることが重なって、微妙に怖かった。自分で体験した訳じゃないけど、阪神大震災のあの時、テレビで見た映像が目に焼き付いているのも影響してるのかも知れない。
ストーリーとしてはいろいろとツッコミどころはあるのだけれど、SFパニックものとはそういうモノだと思って観ていたので問題なし。嬉しい誤算だったのは、期待していたよりVFXのクオリティが高かったこと。日本のCG屋さんもやるじゃん!(笑)
逆に残念だったのは、ヒロインの柴崎コウ。どうもオレ、普段から彼女のことが好きになれないというか、妙な違和感を感じているんだけど、それが今回も引きずられていた。おかげで最後まで感情移入できずにいた。
他にもすっげーシリアスな場面で明和電機がシリアスな役で出てくるんだけど、、、いつものオモシロさを思い出してしまって、折角の良いシーンに水を差された感じがしてしまった。
と、こういった、ところどころで感じていたキャストの問題は、ラストシーンの大地真央が全て救ってくれた。思わず涙してしまうほど、えぇシーンだった。
あと、エンディングロールで富野由悠季の名前が出てたんだけど、どこかに出演してたのかな?観ている最中には気がつかなかったんだけど。
総合的には結構面白かったので、オススメできる。観てみると良いかも。
こっちの本は好き者(笑)だけ読んでくれ。Amazonを見ると鶴田謙二作品のように見えるけど、アンソロジーなので注意。
予告編を見て、B級臭さをひしひしと感じたので、これは観てみたいなぁと思ってた。そろそろ上映が終わりそうな気配だったので、日本沈没の後にハシゴした。
始まってすぐ分かったのは、期待通りのB級だってこと(笑) こっちもVFXバリバリな作品なんだけど、ところどころクオリティが低いところがあって、なんだかテレビの子供向け番組を観ている気分になった。
主役のミラ・ジョヴォヴィッチだけがイイ。彼女の目力に惹かれてしまう。