タイトル長いよなぁ(笑)
ケータイ本としては、ケータイWebハンディタグリファレンスを持っているのだが、初版が2000年発行とかなり古い。ここらで頭の中の情報をリフレッシュしておこうかと思って購入。店頭では見てないので、期待している中身かどうかがちょっと不安。
High Availability クラスタを実現するためのプロダクト「Lifekeeper」のバージョン 4.6 が出たそうだ。ま、それはそれで目出たいことなのだが、この 4.6、対応ディストリビューションに「White Box Enterprise Linux 3.0」が加わっていることに注目だ。
White Box Enterprise Linux は、RedHat Enterprise Linux から RedHat の商標部分やライセンス的に問題のある部分を取り除いてパッケージ化したディストリビューションで、フリーで配布されている。細かいところが違ったりもするらしいけど、基本的には RHEL のクローンと考えて良いみたいだ。
コストが安くすむという Linux だけれど、RHEL の場合はイニシャルの購入費用と毎年かかるサポートライセンス更新費用で、稼働ベースではそれなりの金額になってしまう。これはお金のない弱小企業では結構イタイ。
だったら Debian にすれば?という話も出てくる訳だが、商用ソフトウェアを利用しようとすると、結局 RedHat を選択せざるを得ないのが実情。しかも、サポートが継続しているものとなると、RHEL しか選択肢がなかった。
ところが、今回 LifeKeeper が WBEL に対応したという。今のところ WBEL もサポートが継続されているので、LifeKeeper のみのライセンス料でクラスタ構成が作れる可能性が出てきたわけだ。
しかし、WBEL って、国内だと明らかにマイナーな存在だと思うんだけど、米国だと商用ソフトが対応するくらいメジャーな存在なのかな?