告別式も通夜と同じく福徳寺で。式を終えて火葬場まで行く道すがら、ところどころで満開の桜が目に入った。1本だけのところもあれば、十数本がまとまって咲いていて、見事な美しさだった景色が印象深かった。
家の裏山にある先祖代々の墓へ納骨。僕の記憶では、自然の石を使った、言ってみれば粗野な墓石だったのだけれど、知らない間に新しく立派な墓石に直されていた。墓石には家紋も掘ってあった。ウチは「下がり藤」だとばかり思っていたのだけれど、お墓に掘ってあった家紋は「丸に立ち沢瀉(おもだか)」であった。
祖父の家があるところは、全くの田舎で「隣組」といった組織がまだ動いている。時代遅れと思ってしまうが、こういったときにはありがたい。遺族に代わっていろいろと動いてくれ、非常に助けて頂いた。都会にいると、近所付き合いなんて面倒くさいものと思ってしまうけど、こういう人情味溢れる付き合いも良い面はあるのだなぁと再認識。おかげさまで、滞りなくすんだ。
祖父が第二次大戦中に暗号解読をしていたという話を親戚から聞いた。それから、郵便局に勤めていたという話も初耳だった。
僕がメール関係のプログラミングをしているのは、祖父の血のせいなのかもしれないなぁ(笑)
お疲れ様でした.. うちの家紋は「沢瀉の巴」でございます。
お疲れさまです。荼毘に伏してすぐ納骨なんですね。いろいろ地方・宗派によって違うものですね。<br>ちなみにうちの爺は遊郭で遊び倒して戦後のドサクサにまぎれて一等地に店を移転して温泉に行って湯上がりにぽっくり逝きました。。。
君の職業を説明する時に、私が「郵便屋さん」と言っていたのは正しかったのねぇ