日曜日に買った「みんなの Python 第4版」をひと通り読み終えた。その中で感じたことをつらつらと書いてみる。
あ、いちおう読んだ人のスペックとしては、PHP 歴が十数年で、JavaScript をここ数年ほど頑張っているという感じ。Ruby は簡単なスクリプトでちょっと使ったりしてた。Python は Pebble の開発環境のトラブルで少し調べた程度。
import
とか Set
とか yield
とかlist[2:5]
でリストの 2〜4番目の要素を取り出せるarray_slice(list, 2, 3)
と同じdict = {"aaa": 1, "bbb": 2}
get
のデフォルト指定が便利
dict.get("c", 3)
",".join(["a", "b", "c"])
という表現に慣れない
["a", "b", "c"].join(",")
のほうが気持ちいいnew
が不要foo
を定義していなくとも klass.foo = bar
が実行可能
stdClass
みたいだ__slot__ = ['aaa', 'bbb']
とすると __slot__
に定義されたものに限定できるpublic
, protected
, private
みたいなやつ_hoge()
)は private 扱いにするというルールで回避
__fuga()
)だともうちょい隠蔽してくれる「そろそろ Python を知っておきたい」という人の最初の1冊として、この本はオススメ。特に「言語仕様を知りたい」と思っていたオレには超マッチしていた。その先の話として、例えば「Web アプリを作りたい」というニーズがあるとしたら、別の書籍が必要だけど。ということで、次は Django のドキュメントとかも読んでみようと思っている。
しかし、今年の12月になってから Python 欲が強くなってきていたオレなので、この本の出版タイミングはちょうど良かった。いい入門書はないかな?と思って探していたところで第4版の発売を知ったので。しかも著者本人の Facebook での発言から。持つべきものは本を書く友人だなぁ(?)
みんなのPython 第4版と入門 Python 3のどっちがよいですか?