先週「聲の形」の原作を一気読みして、「これは映画を観に行ったほうが良いのかも」と思ったわけなのだが、今日の初回が比較的空いていることに気が付いたので、予約して観に行った。新宿ピカデリーの会員ポイントが溜まっていたので、0円鑑賞。
比較的空いていると言っても、空いているのは端っことか前方とか、朝8:30からスタートする回にしては、だいぶ席が埋まっていたと思う。観に来ていた人たちの年齢層は中高生が多そうな印象。これがガンダム系ならおっさんばかりになるのだけど、いつもとはだいぶ違う印象。ガンダムに制服姿の女子高生2人組とかいないからな。あれ、でも、今日は日曜日なのに何故制服だったんだろう。。。
まぁ、いいや。
原作を読んだ時も泣いたけど、案の定、映画を観ても泣いた。1週間前に原作を読んだばかりなので、ストーリーの展開は予測できたのだけど、、、泣いた。やばいな、これ、原作も映画もオレの中のオールタイムベストに入るかも。
映画のストーリーは、上映時間129分に収まるように原作からエピソードが取り除かれたり、シーンのアレンジがされているけど、原作が持つエッセンスは見事に入っていると思う。この脚本はとても良いのではないかなぁ。
あと、原作ではかなわなかったことが映画では体験できる。それは「音」。
もともと「聲」を題材としている話なので、「言葉」や「音」はとても大切な要素なんだけど、それがマンガである原作では想像しかできない。だけど映画になれば、もちろん映像に「音」がある。それをうまく使って、ところどころで良い演出がされている。これ、制作側はかなり意識していたのではないかなぁ。
爆音で見るというものではないんだけど、良い音を体験したいならば映画館で観るべきだと思う。