ゴールデンウィークを2日ほど前倒しして、初めての台湾旅行へ出かけてきたのでその記録。
自宅から空港まではクルマで移動した。空港隣接の駐車場だとちょっと予算オーバーだったので、近隣にあるサンパーキング成田店へ駐車して、バスで空港まで送ってもらった。まだ出国のピーク日じゃなかったこともあってか、だいぶスムーズに移動できて快適だった。
海外旅行は実に十数年ぶりで、成田空港の中に入るのも久しぶり。だいぶおのぼりさん的にキョロキョロしてしまっていた。チェックイン可能な時刻まで余裕があったので、「自動化ゲート」の登録をした。
こういうものの存在すら知らなかったので新鮮。
ところで、この自動化ゲート用に採取された指紋の利用範囲については、特に窓口では説明を受けなかった。でも、調べてみたら自動化ゲート利用案内の PDFにはしっかり記述されていた。
登録時に提供のあった指紋を含む情報は,行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律に規定する個人情報として取り扱われ,同法に基づいて可能な範囲を超えて利用又は提供されることはありません。
さすがにこのあたりはしっかりしている。こういうのが気になってしまうのは、完全に職業病だな。
閑話休題。
今回乗ったのはチャイナエアラインのエコノミークラス。機内のシートには、モニタとそのコントローラが装備されていた。A, B, X, Y ボタンの配置と色はスーファミ互換で分かりやすい。写真では見えにくいけど、L, R ボタンも付いていた。
画面のタッチでも操作ができるので、映画を見たりする分には必ずしもこのコントローラを使う必要がないのだけど、ゲームをやるにはこういうのがあるといいのかもね。そう思って、内蔵されていたゲームをいくつかプレイしてみたけど、、、30秒で飽きた(笑)
台湾桃園空港に到着後、タクシーでホテルまで移動。このタクシーの運転手の荒っぽさと台北の高速道路を走っているそれぞれのクルマのフリーダムな動きに恐れをなした。オレが日本で運転している時、車線変更してくる相手に対して、「うわ、あぶねーな」と思う距離での移動があちこちで普通に行われていた。市街に入ると、今度は大量のスクーターが走っていて、交差点で止まるたびに横をたくさんの台数がすり抜けて行く。これもぶつかりそうな距離で走ってくるので怖さがある。
いったんチェックインした後、日本の Suica のような「悠遊カード」を購入するのと夕食のために外出した。悠遊カードは、台北駅へ行けばすぐ買えるだろうと思っていたのだけど、チャージする機械は見つかるものの、購入するところが見つからない。
しかたがないので、悠遊カードの件は一度おいておき、明日の移動手段である列車の切符を買った。お目あての時間は売り切れていたので、いくつか候補を探してなんとか購入した。この時の UI がちょっとイケてなくて、列車の候補選択をしてみないと空席があるかどうか分からず、空席が無かった場合は最初からやり直しになってしまう。
その後、台北駅をウロウロ。フードコートで「千と千尋の神隠しでお父さんが食べている何か」らしきものを見つけたので食べた。
肉圓(バーワン、ロウウェン)と言うらしい。これモチモチで美味しかったなー。
フードコート以外にもレストラン街があって、そっちを回ってみたら、大戸屋とか一風堂とかがあって、外国人が台湾料理を楽しむところと言うよりは、台湾在住のかたが外国の料理を楽しむところのようなイメージだった。現地の人に取っての日常空間であって、観光地ではないという感じ。
そんなわけで台北駅を撤収して、ホテル近くのレストラン「高記中山店」で本格的な夕食を。
疲れ始めていたので「もうここでいいんじゃね?」と選んだお店だったけど、どれも美味しかった。でも、トンポーローを饅頭で挟んで食べた時、その脂が凄すぎて、手がベタベタになったのはつらかった。
さらにホテルへ戻る途中にあるセブンイレブンで西瓜牛乳を発見して捕獲。
スイカ味の脱脂粉乳みたいなヤツだった。特別に美味しいわけじゃなかった。