「土曜日が祝日の場合は、前日の金曜日が特別休暇になる」という会社の制度のおかげで今日は休み。ついでにユナイテッド・シネマでは、金曜日は会員料金1000円で映画が観られるので、いつものとしまえんで「イミテーション・ゲーム」を観てきた。
この映画が公開される少し前に、どこかの映画館で何かの作品の前に上映された予告編を観て、初めて存在を知った。あんまり世間では話題になってない印象があるけどどうなんだろ。
そういうオレも、この映画の主人公である「アラン・チューリング」に関しては「解読不能と言われたドイツの暗号エニグマを解いた人」くらいしか知らなかった。初期のコンピュータや人工知能への貢献については、どこかで触れていた気もするけど、記憶の中のチューリングとはあまり結びついていなかった。
だから映画のなかで、いかにも「初期のコンピュータ」みたいなヤツが出てきた時には、おおおお!と思ってしまったよ。
史実を元にした映画だけど、ドキュメンタリーではないので、多少の脚色はあるそうだ。映画を観た後で「Wikipedia のアラン・チューリングのページ」を読んだら、ところどころで差異を見つけられたので、そういう楽しみ方もアリだと思う。「あれは史実よりも映画の方がロマンチックにしてるんだなー」とか思うところを見つけられた。
この映画は、コンピュータとか数学に近しい人には楽しめるんじゃないかなあ。オレ的にはかなりオススメ。時間をおいて、いつかまた観たいと思った作品。