もう新作が出るとは思っていなかったころに出てきた「水の迷宮」に続いて、まさかの新作。そのうち KIndle 化されるだろうけど、既刊が全て紙の本なので、こいつも合わせて紙で買った。読み終わったので BOOKSCAN へ出す予定。
最近は割とハード SF 系を好んで読んでいるのだけど、たまにはこういう破天荒な SF も読むと楽しいね。「それはありえねーだろ!!」ってことも「そういうもの」だと認めて読んじゃうのが良い。細かいことは気にしない。
表紙にも出てくる美人双子姉妹のキャラも立っていたし、その活躍もなかなか楽しめた。敵キャラもいい味を出していたし、今回もなかなか楽しめた。ストーリー中の謎に関しては、70%くらい読み進めたところで「あぁ、これがあれなのかな」と想像がついて、実際そのとおりだった。まぁ、ミステリーじゃないし、「それっぽい」「当たってた!」みたいなライトな感じで読めて良かったのではないかな。
ただ、ひとつ気になったのは、リッキーのセリフで「俺ら」って表記があったこと。「オレたち」の意味ではなく1人称のセリフで使われていたんだけど、前からそうだっけ?「俺ら」と書いて「おれら」ではなく「おいら」と読めってことなのかな。。。何ヶ所か出てきたので、typo ではなく意図的にこうしているように思えるんだけど、ちょっと違和感あったな。