Emacs に標準添付の package.el
で困っているかというとそうでも無かったんだけど、まぁ、流行ってそうな気配だし、ちょっと整理がてら入れてみるかと思って Cask をインストールしてみた。
自宅も会社も Mac なので、Cask そのもののインストールは、Homebrew で。
% brew install cask
今回は .emacs.d
ディレクトリも新しく作りなおした。古いのは念のため取っておく。
% mv ~/.emacs.d ~/.emacs.d.old
% mkdir ~/.emacs.d
% cd ~/.emacs.d
% cask init
これでデフォルトの Cask
ファイルが ~/.emacs.d
ディレクトリに作られる。これは、Cask の init.tpl というテンプレートファイルがそのまま出力されているようだ。
デフォルトのファイルの中には、これまで使っていないパッケージも書かれているので、ちょっと整理。いままで package.el
でインストールしてきたパッケージ名を見つつ、手書きで追加していった。Pallet を使えば、インストール済みのパッケージからリストを作ることもできるそうなんだけど、まぁ、最初だし、ひとつひとつ。
ひと通り記述したら、Cask
ファイルがある場所で cask install
を実行すると、各パッケージをダウンロードしてインストールまでしてくれる。
% cask install
あとは、~/.emacs.d/init.el
ファイルに初期化用のおまじないを書く。
(require 'cask)
(cask-initialize)
この記述をした後で Emacs を起動すると、先ほど cask install
でインストールしたパッケージのバイトコ
ンパイルする動作になるようだ。
これで各パッケージの用意はできた。
その他、これまで使っていた init 系の Emacs Lisp ファイルをコピーしたりして、config 周りの設定を移行した。
init.el
は、先ほどの記述以外にもかなりいろいろ書いてしまっているので、もうちょっと整理しようと思っている。
init-loader も使っているので、肥大した init.el
は内容別の init ファイルを作っていこうと思う。各パッケージ用の設定はこれまでに分割しているので、init.el
本体を分けてやれば良いだけなので、、、もうちょっと、かな。