昨日と同じくテキスト編集系の新機能の中から、今日は新しいコマンド delete-duplicate-lines
を調べる。
まぁ、これはヒトコト「重複行を削除する」で言い表せるようだ。例えば次のようなテキストがあったとする。aaa
が2行あり、重複している。
aaa
aaa
bbb
ccc
これを範囲選択し、M-x delete-duplicate-lines
を実行すると、次のようになる。
aaa
bbb
ccc
重複していた aaa
がひとつに集約されている。要するに uniq
コマンドと同じような動作を Emacs 内で行なってしまおうというものらしい。
ただ、それだけだと面白くなかったのか、このコマンドは「ソート結果じゃなくても uniq
できる」のがウリのひとつのようだ。
つまり、このように重複した行が連続していなくとも、うまく見つけて、削除してくれる。
aaa
bbb
ccc
aaa
上記の状態で、M-x delete-duplicate-lines
を実行するとこうなる。
aaa
bbb
ccc
期待通り。
まぁ、もっと大量のテキストがある場合は、sort TEXT | uniq
を使って重複行を削除したほうが良いのではないかと思うけど、ちょっとしたテキストを操作する場合にはこっちを使うのも良いかもなぁという感じ。
普段多用はしないと思うけど、存在は覚えておこうっと。