あんまり観ないジャンルの映画だけど、予告編とかを観て気になってた上に、アカデミー賞主演女優賞とかって付いちゃったのでミーハー的に観てきた。
単なる伝記・歴史モノかと思いきや、現在と過去とをうまく織り交ぜて、ドラマにしている。ところどころで散りばめられている「鉄の女」の言葉にグッとくるものがあった。特に「行動せよ」的な言葉には、今の時代に足りないものなんじゃないか?とか、映画を観ながら思っていた。
本物のサッチャー首相が活躍していた時代の記憶もある世代なので、余計に印象深いのかも知れないけど、この映画はいいな。面白かった。
あんまり気持ちが盛り上がってはいなかったんだけど、まぁ、スター・ウォーズなので。
上映直後の Lucas Film のロゴが浮かび上がってたところには「おぉ」とか思ったんだけど、後の全編はあまり 3D 化のメリットを感じられず。
上映前の想像では、ポッドレースのシーンや、宇宙での戦闘シーンなんかがいい感じで 3D 化されちゃうのかな?とか思ってたけど、期待よりも普通だった。
もともと、スター・ウォーズは「どのように異世界の広がりを観客へ届けるか」というのを追求してきた気がするんだけど、その手法はもう 2D で完結してたんじゃないかな。例えば、エピソード4の最初のシーン。ブロケッドランナーがスターデストロイヤーに追いかけられているシーンとか。あれを観て、空間的広がりに衝撃を受けた人は多いはず。
だから、むりくり 3D にする必要はないんじゃないか?というのが今日、3D 版を観た感想。
まぁ、エピソード2以降も公開されたら観るけどね(笑)