主治医の先生から脳血管撮影の結果を踏まえた、今後の治療方針を聞いた。MRI で発見された出血以降は、どうやら再出血はしていなかった様子。
治療方針は2つ。海綿状血管腫の部分からの再出血の可能性は残っており、手術して取り除くというものがひとつ。取り除くことで将来のリスクが軽減できる。ただし、今回出血のあった脳幹部は、脳の奥にあり、手術は非常に難しい。今の症状以外に、後遺症が出る可能性が高い。それが麻痺なのか、その他の症状なのかは、なんとも言えない。
2つ目は、手術しないという選択肢。血管腫から再出血リスクは覚悟して生きるというもの。
今の症状は、右顔面の麻痺が主なもので、両手両足とも意志の通りに動いている。手術をして半身麻痺になる可能性を考えるなら、将来のリスクは容認し、手術しない方が良いと考えた。
その旨を主治医と話し、手術はしないことにした。