ケータイWatchの「auメールに不具合、仕様変更でメールが受信できない状態に」というタイトルを見て、ナニナニふむふむと思って中身を読んでみたら、
6月6日からメールに使える文字数を30文字に拡張(従来は20文字)していた。これ伴って、「.」の連続使用なども可能となったが、事象の原因はこの仕様変更によるもの
とか書いてある。さらに関連記事の「au、Eメールアドレスの設定文字数を最大30文字に拡張」にもっと詳しく書いてあった。
Eメールアドレスに設定できる文字数(@ezweb.ne.jpより前のユーザー名)は20文字までとなっていたが、6月6日以降は30文字まで設定可能となる。これに合わせて、「_」(アンダースコア/アンダーバー)の利用や、「.」(ピリオド/ドット)の連続使用、@直前での利用も可能となる
とかって。
RFC2822 [日本語訳]によれば、メールアドレスの「ユーザー名」部分は、local-partと定義されている。local-partは、dot-atomの利用が推奨されている。dot-atomとは、dot-atom-textで表され、「一文字以上のatext、もしくは一文字以上のatextと一文字以上のatextの間にドットがひとつ挟まった形式」のこと。atextとはアルファベットと数字、そしていくばくかの記号だ。
atext内に含まれる記号にアンダーバーは含まれているので、「ユーザー名」にアンダーバーが含まれるのは問題ない。しかし、ドットの連続および@直前のドットは、dot-atom-text形式に準拠していない。つまり、RFC2822には準拠していない。
今回の拡張は「迷惑メール対策の一環」とは言っているものの、本当の目的(?)は今年の秋に実施されるナンバーポータビリティに向けての変更だろう。これをやらないと、DoCoMoからauに乗り換えたとき、「iモード時代と同じユーザー名を使いたい」というユーザーの要望に答えられないからだ。
問題の現況は、RFC2822に準拠しないメールシステムを構築したDoCoMoにあると言えようが、「auよ、お前もか」と思うのはオレだけか?
「Lost Cursor Syndrome」をエキサイト翻訳したらこうなった。。。
OmniGraffleでおなじみのOmniグループの新作「OmniDazzle」は、画面上で見失ったマウスカーソルをステキに発見しやすくするソフトのようだ。ようだっつーのは、いまココで使ってるPowerBookG4 12"のGeForce4 MXには対応してないらしいので試してないのだ。
でも、Movieを見ると、なんだか結構楽しそうだよ。さすがOmni。明日会社のIntel iMacで試そうかな。
>これをやらないと、DoCoMoからauに乗り換えたとき、<br>あぁ、そういうことだったんですねぇ。気づかなかった。<br>でも、ドットを連続して使うような人は、しょっちゅうメールアドレスも変えてそうなので、同じユーザ名にこだわらない気も(笑)。