3月リリース予定のテスト版を公開したとのメールが流れていたのだけれど、PowerPC版だったので、Intel版を自分でBuildしてみる事にした。
MakingOfCarbonEmacsPackageの内容に従って、ソースを取得。パッチファイル名が違ったりしたところは勘で乗り切りコンパイル。同梱パッケージのうち、auctex と auctex に依存しているらしい session の make に失敗したので、Makefile をいじって同梱対象から外してみたところ、その後は問題なく終了。後で見たところ、auctex の make には Tex と gs がインストールされていないとダメらしい。
で、なんとかパッケージを作成し、無茶苦茶カッコ良い新 Emacs アイコンをクリックして起動。やっぱり Intel ネイティブ版は速い!
新しいインラインパッチのおかげか、12月版で発生していた日本語変換時の文字化けが解消されていた。さらに C-? で、ことえりの on / off までできるようになっている。ただ、ウインドウの透明化の設定を行うと、設定した透明度に関係なく、アイコン類が100%の透明になってしまうのは相変わらずだった。
問題点が残っているとは言え、Carbon Emacs は確実に進化している! 開発に携わっている方に感謝!
新しいCarbon Emacs パッケージでは、drag-and-drop 用の収録パッケージが mac-drag-N-drop から smart-dnd に変わっている。
mac-drag-N-drop の時は「Carbon EmacsでDrag'n Drop」に書かれたコードを使わせて頂いたところ、Wanderlust でファイル添付する時に drag-and-drop で実行でき、操作がお手軽になっていた。
smart-dnd でも同様の操作を実現したいと思って試行錯誤。結果、こんなん書いたらうまく動いていそうなので、ちょっと公開してみる。
(require 'smart-dnd) (add-hook 'wl-draft-mode-hook (lambda () (smart-dnd-setup '( (".*" . (progn (mime-edit-insert-file (file-relative-name f) t) t))))))
smart-dnd.el に書かれているサンプルコードと、「Carbon EmacsでDrag'n Drop」のコードを組み合わせているだけなので、たいした事はしていない。
ファイル添付が楽になったら、日本語ファイル名問題もなんとかしたいなーと思って探したら、角谷さんのところで「神、降臨――または、Wanderlustにおける日本語ファイル名の添付ファイルの送信および受信について」に素晴らしいコードを発見!
さっそく init.el ファイルにコピペして、使ってみようとしたらエラー。。。むー、Carbon Emacs じゃダメなのか?と部分ごとにコードチェックしていたら、、、日記に書かれていたコードの最後の数行に「全角スペース」が紛れ込んでいたよ。それを取り除いたらうまく動いた。
これはもう、いじめとしか(笑)
水道と電気は勝手に使い始められる新居だけれど、ガスだけは立ち会いで開栓しないとダメとのことなので、連絡して引越日の15〜17時にお願いした。これで引越後で疲れた体を風呂でゆっくり癒せるハズだ。
あ、あと、「空気抜き孔付き機器接続ガス栓」とやらをチェックしないとな。新居に来た業者が調べるとは思うけど。
な、なんと……。修正しておきます。
お願いします!(笑)