新しく社内サーバをCentOS4で構築することにしたので、ついでにSPFとDomainKeysを入れてみている。まだ終わってないんだけど、自分用にメモしとこう。
qmailは、netqmailの1.05。SPFは、SPF implementation for qmailのqmail-spf-rc5.patch。DomainKeysはDomainKeys with qmail Howtoのqmail-1.03-dk-0.53.patchを利用。また、これらのパッチの他に、qmail-date-localtime.patchも使用する。
netqmail-1.05に対し、qmail-date-localtime.patchは問題なく当たる。qmail-spf-rc5.patchとqmail-1.03-dk-0.53.patchのどちらかを単独で当てた場合は問題ないのだが、その両方を当てようとするとMakefileだけ失敗する。
それぞれのパッチの中身を見て、Makefileは手動で修正してmake、、、したら失敗。DomainKeysの方は、事前にlibdomainkeysをインストールしておかないとコンパイルできないようだ。Howtoページの手順はそうなっていたんだけど、よく読んでなかった。
libdomainkeys-0.68を入手してmake。こいつは一発。make installしたら、、、そんなルールないと言われた。はて?と思うが、先ほどのHowtoにもそんなん書いてないし、とりあえず先に進めた。
今度こそqmailのコンパイルだ!とmakeするも、やはりlibdomainkeys絡みでエラー。ヘッダファイルやらライブラリが見つからないと言ってくる。そりゃそうだわな、システムにはインストールしてないんだから。
よくよくエラーを見ると、「../libdomainkeys.a」とか出ていた。「../って?」と思って、libdomainkeys.aとdomainkeys.hとdktrace.hを上位ディレクトリに置いてmakeしたら今度は通った。ちょっとカッコ悪いが、まずは動作確認できる状態まで持って行くのが先だと考えてそのまま放置。
その後、make setup checkとかして、インストール終了。qmail-showctlコマンドを実行すると、spfbehaviorやspfguessなどのSPF設定の情報も表示されていたので、なんとなく問題はなさそうだ。DomainKeysのほうはqmail-dkとかが存在していればOKだと思うんだけど、チェックしてないや。
というところで、本日は時間切れ。