どうもなんかイヤな予感がしていてこれまで観ていなかった「ミッション・トゥ・マーズ」。半額だからいっかと思って借りてみたら、意外に良いではないか!
いわゆる「火星の顔」を題材としたSF作品。火星探査を行っていたチームがあることをきっかけに謎の事故(?)に遭い、救出チームが向かうことに。救出チームも数々の苦難を乗り越え、火星に到着し、事故の謎を解いてみると。。。という粗筋。
こっからネタバレ。
未知のモノの中を表現するのに「真っ白な部屋」を用意したのは、2001年の影響なんだろうねぇ、やっぱり。「マンガ表現」が手塚治虫によって始められたのであれば、未知のモノの中の表現はキューブリックによって始められたと言って良いのかも。なーんて、2001年とミッション・トゥ・マーズ以外に、この表現を使ってる映画なんて知らないのだけど。知ったかぶりはホドホドにしないと化けの皮が剥がれてしまう(笑)
火星人と出会った後は、トータル・リコール的な惑星改造で終わりかと思ったらそうじゃなかった。主人公が「顔」を残した火星人たちの元へ向かうというエンディング。まぁ、確かにこの終わり方で良いかもなぁ。
その直前にあった「主人公がチューブ状のモノに入れられ下から水が満たされていき、あわや窒息、、、と思ったら、アレ?液体の中でも息ができるじゃん!」ってなシーンは、たぶんエヴァの影響かと。知ったかぶりだけど(笑)
どうでも良さそうなヤツは死に、生き残りそうと思った人が生き残った。このアイテム使えそう!と思ったモノが使われたし、ちょっと分かりやす過ぎるなぁ。
一作目で出てきた「UNIXなら使えるわ!」的な名セリフでも出ていれば、もうちょっと評価が高いのに(笑)
BLOOD+に「赤い盾」という組織が出てくるんだけど、彼らの使っているノートパソコンのシステムがLinuxだったよ。画面に出てきたのはこんな感じ。どうやら起動時のログみたい。
拡大してみると、FreeWnnとCannaの名前が。さらにlinuxconfが起動しているのも分かる。
さて、最近でFreeWnnとCannaが起動するのって、どのディストリビューションだろ? Vineかな? この拡大画像では見えないけど、sendmailとgpmも稼働しているんだけど。