PostgreSQLがWindowsにネイティブ対応したのはしばらく前になるが、今度はレプリケーションシステムのSlony-IがWindows対応だそうだ。で、その対応を行った方をヨーロッパ各国から招いてのセミナー。逐次通訳が付いたので、英語がダメダメな僕でも安心。
自分の周囲だと、あまりWindows版を使うイメージがわかないのだけれど、まぁ、それはそれ。ExcelやWord仕事ばっかやってると技術者としてダメになりそうだったので、無理矢理出かけていった。建前上は「Slony-Iの日本語ドキュメントが貰えるから」と言ってきたのだけど。
で、Slony-I、存在は前から知っていたけど、実際に動作を見たのは今回のWindows版が最初だったりする。デモでは、1台のマシンで2つのSlony+PostgreSQLを動かしていて、マスタ側で更新すると、一瞬遅れてスレーブ側でも更新が発生していた。Slony-Iは非同期レプリケーションなので、この「一瞬遅れ」が許される場面でしか使えないのだけど、、、最近は割と許容されてるのかも?とか思ったりして。同期レプリケーションであるはずのMySQLを使っているmixiでさえ「反映に時間がかかる場合があります」などと言ってるくらいだし。
金融とかならいざしらず、少しくらいデータの同期が遅れても、意外と世間様は許してくれるんではなかろうか?(笑)
でもって、コレが貰ってきたドキュメント「Slony-I レプリケーションシステム管理ガイド」。英語ドキュメントを翻訳したものらしいけど、300ページを超える力作。
表紙のイラストは、今回のセミナー講師の一人であり、Slony-I for Windows開発者の一人でもある「さいとうひろし」さんのお子さんが描いたモノだそうだ。2人の息子さんに「パパのようにカッコいいカメを描け!」と言ったら、完成したのがコレらしい。なんかほのぼのするな。
セミナー後の懇親会にも参加。一方的に顔を知ってるけど、話したことのなかった方々とお話しできて面白かった。なぜかビンゴ大会もあったんだけど、残念ながらハズレ。途中までは調子良かったんだけどなー。