というわけで、行ってきた。各セッションの内容は既にいろいろなメディアで公開されているので、そちらを参照して貰いたい。
参加者は200人くらいいただろうか。前から2列目に座っていたので、会場全体の雰囲気はいまひとつ把握できなかった。spam を防ぐのではなく、送信者詐称を防ぐ技術としての Sender ID 技術は良さそうに思う。ただ、Apache や Debian がライセンス問題で採用を見送ると言っているのが気になるところ。
実際にこのセミナーの最後に用意されたQ&Aの時間にもライセンス問題についての質問が出た。同時通訳が追いつかなかったこともあって、よく分からない部分があるのだけど、たぶんこんなことを言っていた。
「Sender ID の使用はフリーである。Sender ID について Microsoft は永遠に使用料を請求しない。ライセンス問題が出てきたことに困惑している」
なんとかライセンス問題をクリアして、業界標準の規格になって欲しいものだ。