Camangi WebStation を購入する前に参考にしたのが、YouTube に上がっていた「Google Android OS runs on 7-inch Camangi WebStation」という動画。「アバター」の予告編を流しているところで「Smoothly, No delay」とか言ってる割にカクカクじゃん!と心の中でツッコミを入れつつも、どうせこのデバイスで動画を見るつもりはないので、それは許す!と思っていた。
ムービーの再生以外のところでは、Skype の起動も見えるし、ごく一般的な Android 端末なんだろうなという印象を持っていたのだが、届いた WebStation を触ってみると、だいぶ印象が違う。
おそらく、先の動画はかなり初期段階のコンセプト端末だったのだろう。製品版としては「単に Android を載せた端末」ではなく、Web ブラウジングやフォトフレーム、ミュージックプレーヤ、電子書籍リーダ等の「Camangi が考える用途」にこだわった端末になっている様子が伺える。ちなみに Skype は搭載されていない。
「Android 端末」として販売していると思っていたので、Android Market からいろいろなアプリケーションがインストールできると思っていたのだけれど、それも無し。インストール可能なのは、基本的には Camangi が独自に展開している Camangi Market に登録されているアプリのみ。
Camangi Market への登録アプリが豊富ならそれでも良いんだけど、2/5 現在で 700 アプリ程度。そこには Skype もないし、Evernote もない。
Android が本来持ち合わせているアプリ配布の自由さは無く、Apple が iPhone でやっているような「メーカーによりコントロールされたアプリ配布」を目指しているのが WebStation と Camangi Market なのだろうと思う。