正直に言おう。オレは芳崎せいむの絵がそんなに好きではない。だがしかし、金魚屋古書店は好きだ。
この5巻に収録されたモノの中では「あしたのジョー」が出てくる「ストリートファイター」と「星のカービィ」が出てくる「漫画好き」がいいな。面白い。
四季大賞の「東日人民よ! / 山口甚八」は、オレには合わなかった。キャラの絵が古くさく感じてしまって、あまり没入できず。みんな髪の毛が多すぎるというか、頭がデカいのが気になっちゃって。
「囚われクローン / 太田モアレ」の絵は割と好みだけど、話としてはもうちょっと盛り上がりが欲しかったかなぁ。
最後の「黄色い家 / 新田章」が今回のヒット作。この絵はイイ!好きだ! 話もなんだかグッと来たよ。いいなぁ、一卵性<そこか?
マッサージを受けた後、書店へ行くためにサンプラザ前を歩いていたら、なんだか声をかけてくる女の子が。「あのー、すみません、この中でどの時計がお好きですか?」とかなんとかって良いながら、9種類くらいの腕時計の写真が載ったA4用紙を見せてきた。
最初、答えずに歩き続けていたのだけど「おにーさん、今日はお休みですか?」とか「お仕事はなんですか?」とか歩きながら聞いてきて適当に答えていたんだけど、一向に諦める気配がないので立ち止まって答えて、さっさと解放される道を選んだ。
再び「どれが好みですか?」と聞かれたので、シンプルなモノを選んでコレと指差した。もうこれで解放されるかなと思ったら「結婚されてますか?」「お住まいは近くですか?」などとも聞いてくる。
「あたしは沼袋に住んでいるんです」「仕事で青山から来てるんですよ」「あたしいくつに見えます?」などとも聞いてきて段々面倒くさく(いや元々面倒くさかった訳だが)になってきて、更にイヤイヤ答えているんだけど相手は一向に気にしない、、、というかかなりテンパリ気味に話していたので、そういう様子には気付いてなかったのかも知れない。
「アンケート用紙にも記入して頂けますか?」と言ってきたので、例の好みの時計の番号とか、いま使っている時計のブランドとかを記入し、更に名前やら住所やら電話番号やらを書かされた。
ウソの情報を書いたろか?とも思ったんだけど、ココで書いた情報がどう使われるかに興味が出てきて、戯れに本当の情報を書いてみた。そしたら、「電話かけるんで出てくださいね」と、その女の子がその場で今オレが書いたケータイの電話番号へ電話をかけた。どうやら本当の番号かどうかを試したようだ。
流石に(?)ここで電話に出ることはせず「じゃーどーも」と言って立ち去った訳だが、これいったいなんだろうね。キャッチセールスなのかな。「選んだ時計が抽選で当たりますからー」とも言っていたけど、間違いなくそんな抽選はされないだろう。
「時計が当たったので、どこそこに取りに来てくれます?」的な展開が待っているのだろうか? それとも単に個人情報を収集して、それを販売しているのかなぁ。