LAMPのMac OS X版。Macintosh、Apache、MySQL、PHPの組み合わせを簡単インストール&簡単起動することができるアプリケーションパッケージとのこと。XAMMPの考えと同じだね。両者の関係までは調べてないので不明。
デフォルトでは通常のポート番号とは違う設定になっているので、Mac OS X付属のApacheとは競合しないそうだ。Cocoaで作られたコントロールパネルと、Dashboard用のWidgedも付属。
とりあえずディスクイメージ版をダウンロードしてみたら、「MAMP」フォルダをアプリケーションフォルダにコピーせよとあったのでコピー。アプリケーションフォルダ以外にコピーしても動かないらしい。
「アプリケーション」→「MAMP」とフォルダを移動すると、MAMPというアプリケーションがあるので、それを起動すると、MAMPのシンプルなコントロール画面が出てくる。
ここで、「Start Servers」をクリックすると、ApacheとMySQLが起動する、、、はずが、Apacheが起動しなかった。あれあれ?と思っていたら、MAMP Ver.1.0.1へのupdaterがあったのを思い出した。
こいつをダウンロードすると、インストーラが起動されるので、ポチポチやっていきインストール。で、もう一度、MAMPアプリケーションを起動すると、今度はApacheもPHPも立ち上がった。最初にダウンロードしたディスクイメージは、Ver.1.0.1にアップデート後のものかと思っていたけどそうじゃなかったらしい。
で、「Open start Page」をクリックしたところ、、、何も反応がない。「Preferences...」を見ると、「Start Page」は「/MAMP/」となっている。でも、ApacheのDocument Rootである「/Applications/MAMP/htdocs/」は空で、「/MAMP/」フォルダは存在しない。XAMMPの例を見ると、ここにWeb版のコントロールパネルが用意されていそうな気がするんだけどなぁ。MAMPパッケージには、phpMyAdminも入っているので。
仕方ないので、手動で http://localhost:8888/ を入力してApacheの起動を確認。次に「/Applications/MAMP/htdocs/」にだけの index.php を置いて、PHPの情報を確認してみた。収録されているのはPHP5.0.4。mbstring(マルチバイト処理モジュール)は有効になっていたけど、PostgreSQL用のモジュールは残念ながら有効になっていなかった。まぁ、MySQLを同梱しているので、そうだろうとは思ったけど。「Preferences...」でPHP4に切り替えても同様。
うまく行ってない点はまだあるにしろ、お手軽に環境が作れるのは面白いね。ただ、やっぱりそれなりの知識を持っていないと、まだ厳しいかもなぁ。あと、クライアントマシンで簡単にWebサーバを立ち上げられるということは、「組織内のあちこちで管理者の知らぬまま勝手にサーバが立ち上がる」ってことになりかねないので微妙。こういうアプリケーションのデフォルトでは、Allow from allではなく、Deny from all / Allow from localhostにでもしておいて欲しいな。
なんて読むんだろう >MAMP<br>#まんぴー?
LAMPが「らんぷ」、XAMPPが「ざんぷ」らしいので、MAMPは「まんぷ」かと。